CBR900RRをチョイと整備、損傷・劣化がアララ~

週末、天気はまぁ良かったけど寒かったし、ライドを諦め(結構乗ってる人いたけど)CBRのメンテに充てた。軟弱とは言わんといて…。 

CBR900RR SC33 1997
見た目、キレイやけど。
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アッパーカウルはボルト折れてる。でもヘッドライトユニットは強固な固定状態。走行に影響が無いので、ボルト修復を見送った。 

シートカウルは、あちこちボロそうやからバラしてみた…締付ボルトも流用だらけ、カウル側の穴も締付トルク過多でヒビ入り。 

「…」 

どこまで適当メンテなん?見てしまったからにはアクリサンデーで補修~。ボルト(M6)も極力同じ種類に交換。 

中華カウル、やっぱり精度悪いワ。ネジ穴は微妙にズレてる、穴の大きさも純正ネジに合ってない。 

アンダーカウル、溶着加工のボルト長の設計ミス。インナーパネルと隙間あり。それ以上は締付けられん…割れる。 

外装なんて付いてりゃOKって話なら特に問題ない。だけど固定が甘いから消耗はきっと早い。 

左側インナーパネル、よく見たらヒビ割れてた。放置しておくとヒビが進んで「パキッ」だ。これもアクリサンデーで補修~。 

内装用クリップピン、破損して刺さってるだけ。たぶん純正カウル用、中華カウルじゃ要無し。だから捨てた。 

リアウインカー、デカい。貼付式の小型フロントウインカーとミスマッチ。どういうバランス感覚なん?自分には絶対に無いワ。 

リアウインカー、デカいな…って感じる。
現代のスリムウインカーに慣れてるから?

気に入らんから、ZRX1200Rのミニウインカーに換えたろか?と、配線を確認してたら…。 

ほら、スッキリしてるやろ?
テールが締って見えるやん。

「…」 

何の分配線だったん?むき出したまま放置されとる。そして、フェンダーとテールランプの間にハーネスが挟まったままやん。 

これで配線保護キャップがカプラー位置に被らん原因が分かったワ。イジったヤツ、扱いが雑過ぎるワ~。 

そんなやから、アッパーカウルのボルト締めすぎて割れてん。ヘッドライトユニットにぶち込んでたプロジェクターランプ、バカ重かったし…。 

あんなの付けてカウルセンターが割れたまま走ってたら、バンプした振動で溶着ボルト、当然折れるワ! 

アッパーカウルとフレーム隙間にあるカバー、右側は後端の取付け穴が欠損。クイックファスナーに干渉で…ちぎった? 

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サイドカウル、湾曲して無理やり締付けた感じ。隙間にビニルワッシャーを差し込んだらイイ感じになった。これが正解やろ? 

やれやれ、これでおしまいか…。甘かった、何気なく車体下を見たら、薄緑のシミを見つけてしまった…。 

クーラント滲んでるやん、どっから?カウルの隙間からジロジロ~、それらしい箇所が見つかった。 

ウオーターポンプとクランクケースにつながるラジエターホース。その端のクリップバンド個所がベッタリ湿ってた。アンダーカウルに垂れた跡が。 

クリップバンドはガッツリ締めこんでて、それ以上締めこんだら破れる。っていうか、スポンジ部分が若干めり込んで切れてるやん。 

これはもう劣化してるワ。ホースに触ったら弾力も弱くなってるし、年式相応のやれ具合。 

「また出費かい。」 

これまでに、カウルをセットで用意。ヘッドランプユニットも買い足し。ランプ背後のラバーカバー購入。 

プラグやオイル&エレメント、エアフィルターも交換したりして80,000円くらい後出費や。 エエ感じやなぁ~(んな訳あるかい!)

そこにきて、またラジエターホースが要交換。一式交換しないと意味ないんで40,000円くらいは掛かる。 

98年式のヤツだけど、使えないかな?

外車みたく、供給がいつか分からんなんて事はないにしろ、中古入手しかないパーツも出てる年式。 

これから乗るわけやから、ちゃんと手を入れて直しておかんと。絶版車やからな。しかもキャブレター式。

今回、チョコっと整備したら…出てきたワ~、いろんな損傷や劣化が。比較的整備された車両と思ってたら全然違った。やれてる…ボロ。 

前オーナーには悪いけど、思いのほかボロよ、コレ。言うほどキレイじゃない。かなり盛ってたワ。

みんなは、見て触って買わんとアカン。中古バイクの現車確認、大事な手順やと再認識したワ。

自分、高っけ~授業料を払って楽しんでるふしがある。感覚がおかしくなってるワ、真似せんといてな~。

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