週末、天気はまぁ良かったけど寒かったし、ライドを諦め(結構乗ってる人いたけど)CBRのメンテに充てた。軟弱とは言わんといて…。

見た目、キレイやけど。
アッパーカウルはボルト折れてる。でもヘッドライトユニットは強固な固定状態。走行に影響が無いので、ボルト修復を見送った。
シートカウルは、あちこちボロそうやからバラしてみた…締付ボルトも流用だらけ、カウル側の穴も締付トルク過多でヒビ入り。
「…」
どこまで適当メンテなん?見てしまったからにはアクリサンデーで補修~。ボルト(M6)も極力同じ種類に交換。
中華カウル、やっぱり精度悪いワ。ネジ穴は微妙にズレてる、穴の大きさも純正ネジに合ってない。
アンダーカウル、溶着加工のボルト長の設計ミス。インナーパネルと隙間あり。それ以上は締付けられん…割れる。
外装なんて付いてりゃOKって話なら特に問題ない。だけど固定が甘いから消耗はきっと早い。
左側インナーパネル、よく見たらヒビ割れてた。放置しておくとヒビが進んで「パキッ」だ。これもアクリサンデーで補修~。
内装用クリップピン、破損して刺さってるだけ。たぶん純正カウル用、中華カウルじゃ要無し。だから捨てた。
リアウインカー、デカい。貼付式の小型フロントウインカーとミスマッチ。どういうバランス感覚なん?自分には絶対に無いワ。

現代のスリムウインカーに慣れてるから?
気に入らんから、ZRX1200Rのミニウインカーに換えたろか?と、配線を確認してたら…。

テールが締って見えるやん。
「…」
何の分配線だったん?むき出したまま放置されとる。そして、フェンダーとテールランプの間にハーネスが挟まったままやん。
これで配線保護キャップがカプラー位置に被らん原因が分かったワ。イジったヤツ、扱いが雑過ぎるワ~。
そんなやから、アッパーカウルのボルト締めすぎて割れてん。ヘッドライトユニットにぶち込んでたプロジェクターランプ、バカ重かったし…。
あんなの付けてカウルセンターが割れたまま走ってたら、バンプした振動で溶着ボルト、当然折れるワ!
アッパーカウルとフレーム隙間にあるカバー、右側は後端の取付け穴が欠損。クイックファスナーに干渉で…ちぎった?
サイドカウル、湾曲して無理やり締付けた感じ。隙間にビニルワッシャーを差し込んだらイイ感じになった。これが正解やろ?
やれやれ、これでおしまいか…。甘かった、何気なく車体下を見たら、薄緑のシミを見つけてしまった…。
クーラント滲んでるやん、どっから?カウルの隙間からジロジロ~、それらしい箇所が見つかった。
ウオーターポンプとクランクケースにつながるラジエターホース。その端のクリップバンド個所がベッタリ湿ってた。アンダーカウルに垂れた跡が。
クリップバンドはガッツリ締めこんでて、それ以上締めこんだら破れる。っていうか、スポンジ部分が若干めり込んで切れてるやん。
これはもう劣化してるワ。ホースに触ったら弾力も弱くなってるし、年式相応のやれ具合。
「また出費かい。」
これまでに、カウルをセットで用意。ヘッドランプユニットも買い足し。ランプ背後のラバーカバー購入。
プラグやオイル&エレメント、エアフィルターも交換したりして80,000円くらい後出費や。 エエ感じやなぁ~(んな訳あるかい!)
そこにきて、またラジエターホースが要交換。一式交換しないと意味ないんで40,000円くらいは掛かる。
98年式のヤツだけど、使えないかな?
外車みたく、供給がいつか分からんなんて事はないにしろ、中古入手しかないパーツも出てる年式。
これから乗るわけやから、ちゃんと手を入れて直しておかんと。絶版車やからな。しかもキャブレター式。
今回、チョコっと整備したら…出てきたワ~、いろんな損傷や劣化が。比較的整備された車両と思ってたら全然違った。やれてる…ボロ。
前オーナーには悪いけど、思いのほかボロよ、コレ。言うほどキレイじゃない。かなり盛ってたワ。
みんなは、見て触って買わんとアカン。中古バイクの現車確認、大事な手順やと再認識したワ。
自分、高っけ~授業料を払って楽しんでるふしがある。感覚がおかしくなってるワ、真似せんといてな~。