先月、Agusta F3 800を手放した。スーパースポーツ。高速域でのフィーリングは申し分ない。
風を受けた体の浮きを利用すれば、前傾姿勢も案外苦にならない。乗っててマジ面白い。

でも一般道では、跳ねる、電スロはギクシャク、前傾がキツイ、オーバーヒート気味なもんだから、マジしんどい。
絶対あった方がイイitemです。
市街地じゃ本領発揮できないマシンだと痛感。普段使いができない事が引っ掛かってしまい手放した。
この先、きっと乗らなくなると思ったし、良質なうちに誰かに乗ってもらったほうがいいよな、と。よくあるバイク愛みたいな?
グッとくるイタリアデザインの車体、サーキットから生まれた逆回転クランク、クイックシフタ―と、SSに必要なデバイスは標準装備で快調~。
そんなバイクをガレージで文鎮化するのはちょっとなぁ…乗ってこそバイクだって思ってるし。
Agusta F3 800は世界的に人気があるという。Ducatiと比べて生産数が多くないし、他人と違う外国製SSを…な指向にハマるのかも?
ヘッドライトは大事です。
MVAgustaは、全体的に高価なスポーツバイクのラインナップ。スポーツバイク指向のライダーなら憧れるメーカーだと思う。
だけど、自分のように一般道で周遊するとか、市街地からワインディングに向かうようなシチュエーションでは、想像以上に合わなかった。
バイクが悪いんじゃなくて、乗り手の使い道が合わずに設計された高性能が引き出せない。ただそれだけのこと。
まぁ、ヘタクソって言うのかな?そういうのを。
だからか?手放すことに惜しいとか寂しいという気持ちは無い。むしろ、頑張らなくて良かったとさえ思ってる。
身の丈というか、一般道からワインディング、プチなツーリング、趣味のメンテナンス程度を考えて、好きなSSを考えた時…。
・メンテナンスを楽しみやすいキャブマシン
・市場のパーツストック数が安定している
・過度な前傾ライポジを強いられない
・街中~ワインディングで楽しめる出力
という選択肢から代替バイクを考えて出た答えは…
CBR900RR https://bike-lineage.org/honda/cbr1000rr/sc28.html
当時の国産キャブ車で最軽量な185㎏、918㏄、128ps、通称“馬場blade”これしかないと。

“FOR THE PEOPLE WHO WANT TO KNOW THE MEANING OF LIGHT WEIGHT.”
「ライトウェイトの意味を知りたい人達のために」by 馬場忠雄