バッテリー、車種によってはスゴイ場所にレイアウトされてる。特にSS車はコンパクトで、軽量化で、マス集中化も定着で…、ササっとバッテリーに辿り着けないとか。
AGUSTA F3とかスゴイね。タンクやサイド&シートカウル、全~部外さないと見れない。だから、タンデムシート下に充電用コネクター。充電器も標準で付いてくる!
走りに徹底して造ったゾ、その代わり日常メンテのサポート装備も付けるゾ、って感じね。
そのコネクター、ヨーロッパの特殊形状だから、市販充電器を使うにはカプラ加工が要るというシロモノ。作れなくは無いけど、余分なパーツ数をストックすることになるヨ。
もったいないし…加工も面倒…そんな人には、お安く作りますかぁ、こんなので良ければ。いや、今回はそんな話じゃない。
スタータリレー端子で充電、配線図を見ると、電磁コイル系回路にはダイレクトにバッテリーから電力供給されてる。
その回路に電気が流れると、電磁コイルに引っ張られた接点がセルモーター回路を通電させるという仕組み。
だから充電器をバッテリーから電磁コイルへの「+」端子Bへ、「-」をボディアースすれば充電できるはずだね。
注意するのは、セルモーター回路の「+」端子Mに充電器をつないでも、バッテリー充電ができないこと。
メインスイッチOFFだと、リレーには電流が無いからバッテリーへの通電経路が作られない。
メインスイッチON、セルスイッチONだとセルモーターが稼働。エンジンが掛かればジェネレーターがバッテリーへ充電するけど、エンジンが掛かってる間だけ。
セルスイッチが効かない時に、エンジン始動には良い方法かもしれないけどね。充電にはセルモーター回路のM端子ではダメ。