ZRX1200 オーリンズセッティング(リア)

V-MAXのオーリンズをZRX1200リア用に流用ということで、いざセッティングというお話になります。

あくまで素人、セッティングに標準的な体重(65㎏)で、オーリンズの基準値を参考に調整した程度、ということでお願いします。

スポンサーリンク

普段使い+ワインディングでは特にストレスなく乗れるようですが…。セッティングの“たたき台”ぐらいになるといいですけど。

☆サグ調整
ここでは、個人見解での説明とします。正確ではないかもしれません。正しい知識は、他のお詳しい方のホームページなどで入手ください。

これを適正値に調整すると、タイヤから荷重が抜けた際などに「伸びしろ」ができるので、スリップなどのアクシデント時にタイヤがグリップを維持するための「保険」を持っておくということです。

オーリンズの標準値は、空荷重:g0(タイヤが地面に接地しない状態)、空荷重:g1(タイヤが地面に接地した直立状態)、乗車時:g2とすると、g1g0=5㎜~15㎜、g2g1=25㎜~35㎜です。

この範囲に収まるようにプリロードの調整をします。プリロードは、締めていくとサスペンションの動きが固く、緩めると動きやすくなります。

標準のg2-g1値にするためには、けがき線3本目まで締めることになりました。

減衰

スポンサーリンク

サスペンションは、走行時の凹凸衝撃の緩和という役目を担っていますが、ここではワインディングでの動きに絞っています。

カーブに進入時は、フロントサスペンションが沈み込み、カーブ出口に向けてリアサスペンションが沈み込む動きを考えると、
カーブ進入時に荷重がタイヤから抜けない程度に伸び、カーブ中央から出口に向けて、ジワ~ッと収縮しながらリアタイヤに荷重していくようなセッティングとなります。(下図で伝わりますでしょうか…?)


これがアンバランスだと、シーソーのような動きでドタバタしてまともに走れません。ジワ~ッと荷重移動が感じられるかをセッティングの目安に。そのために調整するのが減衰機構です。

減衰機構は、圧側と伸び側で調整ができますが、基本的には伸び側を調整します。伸縮運動が「スッ」とか「ジワ~」なのかを煮詰めます。いい感じの位置を走りながら出していきます。

設定値(まあ、悪くない程度として)

キッチリ調整するにはそれなりの時間も必要ですが、
以下の内容が“たたき台”…調整のスタート位置くらいになるか?と。一応、ワインディングを走って調整した値です。

V-MAXのオーリンズ流用での“ぼちぼち”セッティングは、
圧側クリック=“最低”(L)、伸び側=クリック“最強”(右回し)から13クリック戻し。あくまで目安に。

この時のフロントフォークの設定は、プリロード:“けがき線”6段目、圧側減衰:“最強”から6クリック戻し、伸び側減衰:“最強”から3クリック戻しです。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です