ZRX1200 リアサスをOHLINSに

OHLINSリアサス
1200R純正は、KYB社製で減衰調整付きだけど調整範囲が限られている。ピタッと決まる方はラッキー。でも「もうちょい」な感じで、調整が決まらずスッキリしない方…多いみたい。

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で、オーリンズ社の高性能なサスペンションを装着する(したい)方が多いわけ。欧州製の、1品ごとのシリアルナンバー管理のお品です。

高価なお品、少しでも安く高性能を手にするためにオークションサイトを確認作業の日々に?(笑)オイル滲み程度のもので50,000円~65,000円ほど。当面オーバーホール不要なもので、70,000~90,000円ほどで取引されている。

リーズナブルという価格ではない。オークション出品の中古品とはいえ、お手軽なカスタムとは言えない。でも、それは、

“ZRX1200R用のオーリンズサスならば”

の話。

★“36P”シリーズ
オーリンズのリアサスペンションには、“36P”という型式の製品が多く出回っていますが、これは1代前の主流商品です。(だからと言って、今も性能は十分に高いです。)ヤマハのXJR1200XJR1300V-MAXにも使われています。

ライバル車種のXJR1200には、純正装着…。

XJR1200は、後期モデル(1996年式~1997年式)では、シリアル№打刻入りの正規オーリンズが純正。後発のXJR1300は、打刻なしのオーリンズ社承認のOEM製なのに。(XJRオーナーからは“ヤマリンズ”と言われている。)

★これを使おう!
アイ上穴Φ14㎜、下Φ10㎜は3車同じですが、実はV-MAX用がヤフオクで比較的安いのです。コレ、流用できます。※36Pシリーズには、伸び側減衰機構のない廉価版があります。注意を!
(クリックダイヤルが無いので、分かるとは思いますけど…)

★仕様の違い(V-MAX用)
ZRX1200Rとの違いは、サスペンション長です。ZRX1200R(1100)が360㎜に対しV-MAXは325㎜、シャシーとスイングアームまでの距離が違うためです。

厳密にはスプリングレート(荷重を受け止めるバネの強さのこと…と思ってください)も違うのですが、これは両車の受け止める車重(240㎏前後)が近いようなので、あまり気にしなくていいと思います。

★装着に必要なパーツ
35㎜短いオーリンズ、どうやって装着するかですが、2つ選択ができます。1つはコチラ

もう1つは、コチラ

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つまり、ZRX1200に合わせるには、1.サス長を延長する 2.スイングアーム取付穴を引き上げる という2つの選択方法があるって事。効果の違いも多少あるのですが、ココでは触れません。

★見た目(個人意見)
この流用は、ZRX1200R純正のオーリンズよりシルエットがスッキリしています。それは、スプリング長が短くエンドアイ部が長くなっているので、車体の下部側に“幅”を感じるパーツが無いから…。

ワイドタイヤのインパクトがあるスポーティーな外観が「よろしい」と…どうです?

気になるOHLINSのオークション落札価格の相場は、35,000円~45,000円ほど。
ZRX1200R正規仕様品の約半額?結構リーズナブルになりました。何とかなりそうなお値段では?

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