GSX-R1000 k3用の「ゴミ」ステップセットの結末は…

コイツです。

Amazonで購入、不具合品で返金に。ただし、返品不要とされ、ステップセットが手元に“ゴミ”として残った。

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どうせゴミ。不良なシャフト径を削って再利用できればと、旋盤業者へ加工を打診するも作業不可の回答。中華製品の製造精度が理由だった。

とはいえ、塗膜を剥がせば利用できる可能性を示され、ダメ元でチャレンジしてみることに。手法は、サンドペーパーでのひたすら研磨。

サンドペーパーで削るのみ。作業は単純、時間がすごく掛かるだけ。作業は、あれこれ考えなくていい、失敗もほぼ無い。

サンドペーパー#400を巻いて…

サンドペーパー#400をシャフトに巻いて、回すように擦る。シャフトをペダル穴に時々あてがい、削れ具合を確かめ…の繰り返し。

塗膜が削られて艶が落ちてる

ペダル穴にある程度ハマるまでに削れた。今度は、ペダル穴のほうをヤスリでガリガリ。穴外郭のバリを均す。

ヤスリで大まかにガリガリっと
小さなヤスリで整えて…
サンドペーパー#800でゴシゴシ…

ペーパー#800を当て、更に均すと…ぴたりとハマった。ブレーキペダル側、ゴミが製品に戻った。

穴外郭の凸凹、スッキリ均しました。

気を良くしてシフトペダル側のシャフトも削る。シフトペダルの穴は、スリーブ入りなので、外郭にペーパーはあまり当てられない。

結構削りました…

塗膜を捲るほど削ったら、ペダルにハマった。これでステップセットは、ブレーキ側、シフト側いずれも塗膜を削ったら使えるシロモノに。

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バッチリ、ハマり…
ガタツキもありません…

この結論から、

ブラック塗装のステップセットは、塗膜厚分だけ径が大きくなってしまい、ペダルがハマらない。

ということ。

シルバーの製品を買っていたら、難なくポン付けだった可能性は高い。だけどブラック塗装のほうが見栄え的には、絶対に「〇」

ブラック塗装のステップを購入した人、ステップにハマらなかったっていう人、この作業がお助けの参考になるかも?です。

とりあえず、ゴミなステップセットは、本日、製品へと変化しました。

2023.11.23追記
テップセットを組み立ててみた。折り畳み式ステップをハウジングに組み込む。さすがに安価な製品なので…

スプリングが同じ方向巻き。左右で止め金具位置が上下逆になる。使用に影響は少ないけど、廉価な部分を実感。

実は、ダメ部分がまた見つかってしまっ、使用に支障が大アリな不良!そのままでは使えない。それは…

左ステップハウジングのシャフト、ペダルを固定する際、ペダルが可動するクリアランス(隙間)が無かった。

ボルトで締め切るとステップが固定されて不動になってしまう。このままでは“ゴミ”に戻るしかなくなる。

そこで、車体側のプレートにある溝に極小ワッシャーを噛ませ、クリアランス確保して何とか対処。

これで車体に取付は可能になったはず。基本、金型の採寸管理や精度は低いという表れの製品。

結論!オススメはしない。

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