フロントフォークのプリロードアジャスター（ダイヤル）補修

フロントフォークのプリロード調整。いちいちドライバー持参して調整…面倒。「－」ドライバーって、調整スクリュー溝より部材厚が細い。

そのまま回すと、溝が削れて最悪は調整不能になることも。スクリュー溝にしっくりはまり込む部材厚って、ワッシャーくらい…

回すには、ワッシャーを削って溝にピッタリ馴染むようにしないと。それを持ち歩いて調整の度に当てて回す…効率悪い。

だから、ダイヤルをFフォークのプリロードに取り付ける人、多い。ダイヤルを回せば調整OK。単純で確実だ。

ダイヤルは、スクリューねじ（イモネジ）でプリロード部に固定する。素材はアルミ合金、回す動作が頻繁だとグラついてくる。

アルミ合金同士、お互いに削りあうから。緩んだらイモネジを締め込んで、また固定する。

いきなりダイヤルがポロっと。イモネジの六角穴がバカになってた。たぶん、前のオーナーの誰かが、角を中途半端に潰した？

イモネジは、ナントか取り除いた。径は3㎜、ネジ溝を同径で再タッピング。ネジ山は、なんとか噛んだ。

┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ

付属のイモネジは捨て、それより長さのあるもの、ホームセンターで用意した。ダイヤルのネジ溝に締め込む…固定できた。

Fフォークには路面振動が伝わる。ダイヤルが緩むのはある話。新品に換えて解決するものでもない。

何回も緩む…何回も締めればOK、使えるうちは使うパーツ。プリロードアジャスター（ハンドル）の固定ネジは、補修後もちゃんと使えてる。

ちなみに、径3㎜の皿ネジ（ボタンネジ）のL=10㎜くらいのも使える。先端を削って尖らせたら、ナット側面に食い込んで良いかも？