K3のタンクをデントリペアで代替タンクを車体に装着。まぁ良品レベルの中古品だけど…。

タンクの線傷が1箇所。シート手前部分でタンクパッドで隠せばOK。でも、何だかリペアしてみたい。

右端は、結構深くガリって…
通販でタッチアップとラッカー薄め液を購入。失敗してもラッカー薄め液で拭き取れば、やり直しは何度でもOK。気楽に挑戦できる。
ラッカー薄め液が無くても、パーツクリーナーで代用できるけど…。買っておいたほうが良いかな?って。
まずは、タッチアップ部分の脱脂。ここはパーツクリーナー噴射でササっと。そしてタッチアップペイントする。

見た目は濃すぎるけど…
GSX-Rはパール塗装(パールスズキディープブルー)なので、下塗り+上塗り+クリアの3段階が正解とか。
クリアタッチアップまでとなると難易度も上がる。20年間の塗装劣化も考えると、クリア層の均しにペーパー使用とかは…不安。
下塗りを重ねてから上塗り、超微粒子コンパウンドで磨いて終わることにした。クリアを塗れば、既存クリア層も絶対削るから。
下塗りタッチアップを重ねて上塗りを塗ったら…アリャ?やや白っぽくなってしまった。クリアを塗らないと艶が出ないのか…。
さてと、やり直しだ。早速ラッカー薄め液のお出まし。買ってて良かったわけだ。固めのスポンジにティッシュを巻いて何度か拭く。
上塗りが全部剥がれ、下塗りが残った状態で止める。このほうが傷が目立たない。傷は完全に埋められないけど。

コレ、下塗りだけ。自然な感じ。
傷を完全に埋めるには塗装しかない。タッチアップでも更にじっくり作業すればクオリティーも上がるのだろうけど…。
線傷はあちこちにあるし、これくらいが周りと調和していいんじゃないか?(妥協やん!)

完全には消えないけど、目立たなくなった。
K3のタンクをタッチアップして分かった事。パール塗装の線傷タッチアップは、下塗りだけのほうが目立たない。
上塗りは下塗りよりも色が薄くなる。クリアを塗らないとパールカラーの艶は出ない。
クリアを塗れば、ペーパーかコンパウンド使用必須。塗膜が薄くなるので古い年式バイクは要検討。
タンクの線傷のタッチアップ。目立たなくする程度ならこれで充分かな?自分の感覚だけど。