GSX-R1000 K3ガソリンタンク、取外し作業のアレコレ

これがデントリペアするタンク。
モワッと丸い凹み、分かるかな?

K3のチョイ凹みをデントリペアに出す。4月に入ってようやくタンク取外し作業に。なんだかんだと予定が空かず…。

スポンサーリンク

K3はタンクを車のボンネットのように持ち上げメンテする。タンク後部にヒンジがある構造。

ヒンジはボルト貫通で支持。タンク取外しの際には、ボルトを緩めるのでシートカウルを外さないといけない。

㈱デントハリマ☚に送ってデントリペア。燃料+フューエルポンプを外して送る。依頼者側の必須作業だ。

あらかじめ走って減らしておいた残ガソリンを抜き、フューエルホースプラグとドレンホースを外す、のはずが…

固ってぇ~

フューエルホースプラグが固すぎ!プッシュロックを押さえても抜けてこない。指の力が無くなるほどチャレンジ…で抜けた。

中央の黒プラグがなかなか抜けず…
プッシュロックを押さえる指が…痛っ

┐(´д`)┌ヤレヤレ

プラスチック製のプラグ。作業は変な力を加えないよう慎重さも必要。下手すると、「パキッ」が怖い。

なんせ20年前のバイク、パーツ耐性も20年経過を見越した作業で。慌てるのは良くない。

社外品

フューエルホースプラグが外れたから、次にドレンホースの外しに。タンク側の接続部分を引っ張る…。

固ってぇ~ゾ

ここも固着してる?まぁドレンホースだし、傷めても後でどうにか修復できる部分だし、揺らしながら強めに引き…抜けた。

スポンサーリンク
このタンクからのホースがなかなか抜けず…
チギレるの覚悟でグリグリ引っ張って…


┐(´д`)┌ヤレヤレ

ここまで1時間以上格闘、どうにかタンクが取外せる状態に。ヒンジボルトを引き抜いて、無事、タンクが車体を離脱。

ε-(´∀`*)ホッ

フューエルポンプの取付ボルトを緩め、ポンプをタンク内から引き抜く。穴径に超ギリギリな筒状パーツ、ちょい引っ張りめで。

社外品

タンク内の残ガソリンをウエスで吸い取り、中を乾燥させてから梱包して配送準備。

K3は、フューエルポンプ+ホース類を取付けた代替タンクを再搭載した。抜いたガソリンを戻し、いつでも走行OK。

フューエルポンプを移設の代替タンク裏
ボルト1kgf-mで締付。燃料、漏れ無し👌

デントリペアを決めたけど、その間バイクが文鎮化する。それが我慢できず、代替タンクを買ったんで使わないとね。

白と紺の境界あたりに凹みが無い代替タンク
キレイな外装はやっぱりイイっ!

今回のタンク取外し作業手順は、

①残ガソリンを引き抜く。②タンク前の固定ボルトを取外す。③タンクをリフト(固定Bar使用)。

④シートカウルを取外す。⑤タンク側フューエルプラグを引き抜く(タンク側にプラグ付けたままは×らしいので注意)。

⑥ドレンホースを引き抜く。⑦タンク後端のヒンジボルトを引き抜く。⑧タンクを取外す。

⑨フューエルポンプを取外す。⑩残ガソリンを吸い取り除去する。⑪タンク内部を乾燥させる。

といった具合で行った。再装着は逆順でOK。

あると便利!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です