中古で購入したGSX-R、左サイドにちょこんと垂れてたスクリューナット。アイドリングアジャスターだろうとは思ってた。
実際にひねってみたら、アイドリング調整できた。まぁ、予想どおりなんだけども…。
ステーが付いてるのに使わず、タイラップで他のゴムホースに共締め。ぶらんと垂れた状態。
純正アジャスターがどんなか気になって、パーツリストやweb記事を探って知った、タンクを外さないと触れないこと。
インジェクションだし、通常は触ることは無い。ECUチューンで街乗りやレース仕様に変更とかの場合は別。
その都度にタンク外すわけにはいかないから…キャブ車のようなケーブルアジャスターを付けるんだとか。
GSX-R750のインジェクション初期モデルのパーツを流用のweb記事が。自分の中古GSX-Rは、それを施した?https://biketouring-blog.com/gsxr1000-idlingadjuster/
ぶらんと垂れて、半端?な固定をしてあったのはそういう理由か…。
自車には、スリムウインカー、カーボンリアフェンダー、ショートB&Cレバー、リアシートカバー、200-55-17inchのリアタイヤ。
リアタイヤの純正サイズは、190-50-17inch。前傾(ケツ上がり)のウィリー抑制仕様?サーキット走行車かな?
次はコレ買ったろかな?
特にECUカスタムっぽいパーツは付いてない…とすると、首都高ぶっ飛び仕様とか?
サイドカウルから覗き込んだら、何やらブルーのケーブルが配線されてた。すぐにピンときた。
アーシングだ…。
賛否両論あるカスタム手法。電流回収の回路として考えると、
新車時はアース回路は十分電流が回帰する設計だから不要。ただし、経年車両は車体のサビや腐食が起きるので、時に有効。
劣化が酷くアース回路の電通効率が落ちた車体には、本来の性能に戻す意味でアース回路の増設が有効ということ。
20近く前の車体、アーシングしておけば安心という程度のもの。直接的な効果はおそらく無い。
こんな状況から推測するに、前オーナーまでは、“バイクをイジれる”人たちだと思う。そして、“ギラギラ”や“ピカピカ”に拘らない…。
定期な整備、走り中心の改良、外見より性能(機能)を重視…なんて人物像が浮かぶなぁ~。
GSX-R1000 k3に施されたアイドリングアジャスター、+αの話でしたー。