最近、Z系のKawasakiバイクの中古車価格がえらく上がった。Z1やZ2のような昔から高値のバイクじゃなく…。
ZRX1200RやDAEG、GPZ900Rといった、まだ絶版車となって「新しい」年式。1990年以降のバイクが…エグい価格する。
1,000,000円overな車体がオークションにはゾロゾロ。チョコっと社外マフラー&OHLINSリアサス奢ってりゃそれくらいになる。
定番のカスタムパーツ
走行距離が20,000km台なら2,000,000円over。当時の新車よか高いって何なん?ビンテージでもないのに、なんでこんな事に?
コロナ禍で単独行動にバイク人気が再燃したって話は聞いた。それだけで一部車種の売値だけが高騰するとは思えん。
尋常じゃない値上がりの主な理由と言うには、ちょっとインパクトに乏しい。webで検索してみた。
すると、半導体製造不足によるバイク製造の遅滞=現売中古車の購入へシフト=人気バイクの仕入れ額アップ=販売価格アップにつながってると。
そして、バイクへの価値(非実用な趣味志向、市販されない希少さ、(優良人気車種の球数減)へのプライスレス感覚も重なってると。
確かに、ZRX1200RやGPZ900Rは今の環境基準では製造や登録認可されないキャブレター仕様のバイク。
リニアなスロットルレスポンスとメンテナンス性に優れたキャブレター車の中でも、Kawasakiは人気ブランド。
「漢Kawasaki」…Kawasakiバイクは、男のバイクなイメージをまとう。2001年にデビューしたZRX1200Rは今も絶大な人気車種。
いいですよ!
そんな優良中古車両の流通が急激に減ってきたことで、今や新車価格以上の販売価格でも売れてしまうことに…。
50,000km走行車でさえ800,000円以上の価格。乗り出し1,000,000円だよな、だいたい。
自分が購入した2011年頃に比べて、中古車両の価格は…少なくとも2倍強。中古バイクにとてつもないバブルが起きてる。
いつ正常価格におさまる?いや正常価格さえ変わる?世の中の全てに、これまでの常識が通用しなくなる?
レスポンスupに