Agusta F3、フェンダーレス化の作業手順。

外装の取り外し

①タンク左右サイドカバーの後方を外側に引いて浮かせたら、そのまま前にずらして外す

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②タンク両側のボルト各1本、タンデムシート下のボルト4本、テールエンドの三角カバー(プラスネジ2本)を外す

③左右シートカウル下側のボルト6本、ガソリンタンク後端のボルト1本を外す

④左右カウルを取り外す

⑤テールランプユニットの固定ボルト3本を外し、電源カプラを抜いて車体から取り外す

⑥リアウインカー、ナンバー灯の電源カプラ3箇所を抜く(カプラのオスメス分離)

⑦タンデムシート下のプラスチックトレイのボルト1個と、トレイを固定しているゴムバンド2箇所を外す

⑧ナンバーステーのボルト4本を外す

⑨ステー裏側の結束バンドをカット、ウインカーを外して各配線もステー後端から引き抜く

これで車体後部はスカスカな姿になっているはず。ついでにホコリや巻き上げた砂の掃除を。

フェンダーレスの組付け

①ウインカー配線を接続

ナンバー灯は、そのままカプラーオン仕様であれば接続する

(加工が必要な場合について)
・ナンバー灯の車体側配線カプラの手前配線は、茶が⊕、青が⊖(念のためテスターで確認を)

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・黒い配線シールテープを剥がし、茶線にエレクトロタップで配線を割り込ませる

・ギボシ等でナンバー灯配線を結線する

②フェンダーレスステーをナンバーステー取付位置にボルト4本で固定

③リアウインカー、ナンバー灯をフェンダーレスステーにセット

④タンデムシート下のプラスチックトレイ、ゴムバンドを固定、あとはカウル類を戻し完了

F3 800 フェンダーレス装着~。
リアがスッキリしたなー。

F3はとにかく外装脱着作業がメイン。それをしないとフレーム周りの作業には入れないので、作業をする気分になかなか…。

国産は、外装パーツ点数は多くてもメンテナンス性に優れるので、F3ほど大袈裟な分解作業は要らないから余計だ。

フェンダーレス製品には、F3の配線カプラ仕様なんてかなり少ないはず。使ってるカプラは一般のものと違うので。

配線加工には若干の手間が要る。だけど、まぁ、難しくもないんで、これは特に気にならない。

取付前後の画像はアップされてるけど、フェンダーレス化の手順はなかなか見つからなかった。

だから、まだまだ希少種なF3ユーザーが、フェンダーレス化する頻度は高いと思うので、参考になればと記してみた。

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