MA相当。(MAとは、バイク用のオイル規格JASOT-903適合の意)
相当とは、オイル米国API規格SG以上認定品だけど、JASO認定が完了してないかららしい。
まぁ、API規格は満たしてるから販売できてる訳で、安心して使える製品には違いない。5W-40って、自分で使うのは「初」だけど。
バイクの指定がそれだったから購入した。値段も手頃だし、MA規格品で粘性が適当なら高価なオイルは要らないと思ってる。
愛機1号機、ZRX1200Rで安価オイルの有効性は立証済みだし。全く問題なく走れるし調子もイイ。
Webで確認したところでは、-30℃でも粘性を確保できる性能が5W(winterの略)なので、厳寒地域から通常地域まで使えるオイルなんだとか。
ということは、始動性が高い=サラッとしたオイルなんだろうね。流動性が高いというか…。
メジャーなのは10W-40。-25℃でも粘性確保する性能。普段使いが-25℃なのは、きっと北海道あたりまでの使用を考えてるからかな?
-5℃しか変わらないじゃん?いや、氷点下-20℃からの-1℃は想像以上に厳しいって聞いたことあるし、違いは結構大きいんだと思うよー。
といいつつも、暖かい地域でもこのオイル粘性を指定してるのは何故?
それは、車種にもよるんだろうな。SSとかは高回転型エンジン、高回転にトルクピークの高速仕様。だから低速でのエンジントルクは小さい。
ということは、回転抵抗があるとエンジン始動性が悪くなるよね。だからサラッと抵抗の少ない5Wオイルが要るのでは?
高回転=高温だから、それなりの排熱性能も要るので5W-40という選択になったとか?
本当の理由は分からない。でも、自分はそんなふうに思えてる。
今回、オイル交換してから200㎞くらいしか走ってないけど、途中の感想を書こうと思う。
結論から言うと、
全く問題は見当たらないね。ギア抜けは無いし、エンジン温度の昇温も正常な範囲だし。ギア音も大きくないから、オイルのせん断力も十分みたいだ。
シフトがNレンジになることが時々あるけど、機構的な理由かな?オイルの性能云々ではないと思う。
1,100円/Lと、安いオイルだけど化学合成油。レース競技とかに使う訳じゃないんで、通常のスポーツ走行程度なら全然OK。
ちなみに、5Wは化学合成じゃないと作れない。精製工程が単純な鉱物油では10Wが製造限界。化学合成油は分子の大きさが一定で、高温での高耐用性が売り。
この値段で、この潤滑性能なら買って損はない。むしろ有りだと思う。これからも、コレ買うのかな、きっと。
オイルを入れたバイク、AGUSTA F3 800。 なーんも気にしてない、気にもならない。メーカー指定の、T-903&MA規格のオイル、これで十分だ。