MV AGUSTA F3のラジエターキャップに、webで確認したKTM用のラジエターキャップが代替OKの記事。
それは品番「№58035016000」。圧が1.4kg/㎠だから、F3の1.2kg/㎠より高圧なのが気になった。
クーラントが巡る冷却経路は、沸点を上げるためウォーターポンプで加圧されてる。100℃で沸騰すると、エンジンの冷却ができないから、加圧して沸点を上げているわけ。
だから、圧力が設計上限に達した時に解放される圧力値が大きいと、ラジエターホースや冷却水循環経路に負荷も大きくなる。
ラジエターとホースの結合部が、設計以上の加圧で漏れを生じることがある。古いバイクは素材劣化してるから要注意。
KTMのパーツ https://www.ktmpowerhouseparts.com/collections/all
適合するかどうかは、サッパリ分からなかった。ただ、1.4kg/㎠キャップが合うくらいだから、品番が似ているし、webでは適合するっぽい話を信じてみた。
だから、webに紹介されてたけど未だ試していないという、1.2kg/㎠の品番「№49035016000」KTM用ラジエターキャップをオーダーしておいた。
一応、調べてはみたんよ。サイズとか形が分かるかなって。結局、形やサイズは何処にも見つからなかった。
KTMのホームページも見た。これがまた分かりづらくて、ユーザー以外は質問もできなかった。サーバーのアクセスエラーみたいな文言出る。(試してみ!)
最下段にある「Spare parts finder」から「Usage list」で検索、パーツ№で探しても、49035016000のパーツはリストに出てこない。(製品はちゃんと売られてるゾ)KTMって、訳わからん。
KTMのHP https://www.ktm.com/ja-jp/ktm-world/news.html
ディーラーのメールアドレスにはアクセスできたから、「№58035016000」と「№49035016000」の形状が同じか否か聞いてみたけど品番だけじゃ分からんって…。
かといって直さなきゃ走れないし、コロナ禍なヨーロッパ製のパーツ、遅くなると輸入が一層怪しそうだし、もう注文するしかない!という挑戦。
納期は10日くらいで届くってディーラーで言われた。そして、今日、入庫の連絡があった。実質7日で届いた!これには(;゚Д゚)Wao! early.
F3純正キャップはまだ一切連絡なし。KTMの方が優秀かと思いきや、№.58035016000はメーカー欠品だそうだ。いつ入るかも分からないとか。
ヨーロッパ、コロナ禍酷くて輸入も輸出も大打撃。材料も入りづらくなってるから、製品製造も遅滞してるだろうな。早めに2種類頼んでおいて正解だったワ。
ヨーロッパ内でさえ品薄なんだから、日本向けのパーツなんて後回しになるのは想像できる。
外国製バイク、パーツ供給はかなりキビシイ感じ。まぁ、頼んだものが早く届いた自分はラッキーだってことさ。
早速、受取りにディーラーに行ってきた。
さて、モノはどんなのだったか…。
これをご覧あれ。
スプリングが若干F3純正のほうが固い?ような気がした。ただ、パッキンはKTMのほうがツメの曲げが直角に近いんで、フタに遊びが無い分だけ圧力的には同じになるのかも。
採寸上、形状確認のうえでは同じ規格みたいだね。(マジ、同じ形で良かった…。人柱、無駄にならなかった。ε-(´∀`*)ホッ )
画像を見ると…純正のキャップは、パッキンの圧着面に溝が深く刻まれ荒れている部分もある。面が均一でないと、そこから圧が漏れやすくなりそうだ。弾力も落ちていそう。
KTMの方は、パッキン下の台座がしっかりしてて、均一に圧が掛かる気がするし、新品だからかパッキンも厚くてちゃんと密着しそう。
早速、装着してみたゾ。少しキャップを上から押しつけ気味に回したら無事に取付けOK!これで遂にKTMの品番49035016000は、
F3のラジエターに装着できる!
みんな、良かったねぇ~。純正じゃなくても代替品見つかったねぇ~。
よくできました! 🌸
って言ってもらえそうかな?
代替キャップ取付けが完了したからには、走行して確認しなきゃ完璧じゃないけどね。それはまた次回に報告。あ~直っててほしい…。この程度の出費で済めば御の字だから。
とりあえず、Webで有益な情報を与えてくれたsparkさんへお礼を。
MV AGUSTA.netとsparkへ…
The radiator cap of KTM part No.49035016000 was able to be attached to AGUSTA F3.
I’m going to tell spark and MV AGUSTA net.
thank you.