最近ずっとAGUSTA F3の記事ばっかでゴメンナサイねぇ~。MY「旬」なんで、書き易くって(いや、イタリア車だから、いろいろネタがあって…)
手に入れてから近所しか乗ってないF3。SSの乗り方はネイキッドと勝手が違うんで、おおっぴらに走り回る気になれず。

まぁ、チョイ乗りしてから愛機ZRX1200Rに跨った途端、ワイヤー式スロットルのリニアな加速感、視界の良さに負けてしまった。
そして、欠品パーツの代用品探しや補修作業もあって、なかなか跨れないでいたのもある。
でも、そろそろ本腰入れて乗らないと、所持してる意味が無いし前回は全くヘタレてバイクに載せられてた。これはどうにかせんとアカン。
路面凹凸に追随できずシート上で跳ねまくる、過敏に反応するライドバイワイヤ(スロットル)、思うように旋回してくれない車体…。
ZRX1200Rでそこそこ乗れてたのに、全く「操縦」できない。SSは乗ってたジャンルのくせに、今じゃ扱えないという現実にショック大。
だからこそ乗らないと。それしか勘を戻せないと自分に言い聞かせ、F3を引っ張り出した。

まずは、ライディングが気持ち良く、面白く思わなきゃダメだから。跳ねて「固い」サスを真っ先にどうにかせんと。
このF3、明らかにサスは固かった。突き上げ、半端じゃなく手首が悲鳴を…。
「こんなのOKなんは、サーキットくらいやで。いくらニーグリップできてなくても、これはいくらなんでもギャップ拾い過ぎや…。」
こんな状態なんで調整余地はあるはずと、設定を最強にしてから前後サス共に弱方向に戻していった。
前オーナーの設定は、自分にはどうでもよかったんでサッサと調整作業したからワカリマセン。
フロント調整
Reverse 標準:3戻し⇨設定:3戻し
Compression 標準:3戻し⇨設定:2.5戻し
Preload 標準:3戻し⇨設定:3戻し
リア調整
Reverse 標準:3戻し⇨設定:3戻し
Compression 標準:3戻し⇨設定:最弱(3.5戻し?)
Preload 標準(だと思う。)※マニュアルに設定の記述なし
で設定してみた。足がずいぶん動くようになったし、トラクションも明らかに感じるようになってきた。完璧ではないけど、ボチボチとは言えるだろう。。
お次はニーグリップ。セルフステアを邪魔しないことが旋回性を良くする。それには必須なもの。首・手首・腕・腰が痛いのはニーグリップ不足が主要因。知ってた?

F3、自分が普通にニーグリップするとトラスフレームに膝が当たって、上手くボディーを挟み込めない。
かといって、腰を後方に移動させ細いタンク後部を挟み込んでも、ギャップ越えで前方へ腰が移動してしまう。
ショートホイルベースで衝撃吸収は苦手な車体だから、体が固定されなきゃそうなるのは仕方ない。
あれこれとやってみてシックリきた…ステップにつま先立ち。これだとトラスフレームを避けてタンクサイドを挟み込める。
そうすると上体はフリーにできる。前傾してもセルフステアになるので、イメージどおりにトレースした旋回も何回か体感できた。
タイトコーナー、トラクションが掛かって進入~脱出の感覚があった。コーナーリングに楽しさも感じた。(まだ完全じゃないけど…)
つま先立ちする⇨現バックステップをアップ側へ移動させると良さげなので、納車時に高過ぎと感じて下げたステップ位置元に戻した。
(高い位置には理由があったんだと、我が無知を反省~)
そんな感じで、今日はサス設定とニーグリップを確かめるべく走ったという感じに。まずまず充実したライドだったなと。

対岸駐車場しか止められず、映ってないけど…
朝早く家を出て、郡上市和良の道の駅から加茂郡白川町の道の駅ピアチェーレ、下呂市金山町の道の駅かれんと休憩して、午後2時に帰宅。
気が付けば、100㎞超の単独ツーリング。だんだん慣れてきたとは思う。スタートのエンスト、今日は皆無だったしさ。
もう1つ。大事な後方視界確認のパーツ、サイドミラーのこと。
これは…どんなライディングポジションでも“後ろが見えない”代物なんだよね。純正ミラーには補助ミラーを貼るしか無いと確信した。

世界を席巻してる。日本製の優位は…もう無いね。
このミラーで走るしかなかったんだけど、そりゃ恐ろしい。後方から抜きに掛かってても分からない。こっちが車線変更したら、そこには1台の…なんて。
お~コワい(;゚Д゚)))ブルブルッ
これは絶対解消しないといけない。なんでこんな醜いミラーで日本の保安基準通ったの?って感じだよ。
それから、F3はエンジン排熱でジーンズじゃ低温火傷するってハナシ。自分は1日薄手のジーンズで乗ってたけど、それは誇大だな、火傷なんて無いよー。
真夏じゃないけど、30℃以上の気温で晴天だった。確かにマフラー近辺から内腿あたりは熱には扱ったけど、「我慢」とかは無いから心配要らないから。
熱くなれば休ませればいいし。ライダー共々休む時間になったと思えばいい。故障回避策にもなるわけだし。
それに、マシンだけど人間味あるじゃん、そういうのって。 ロボテクスな現代こそ大事よ、そうのも。man-machineであるのなら。