AGUSTA F3 800のシート固定、とりあえず用意したパーツでやってみた。

代用候補の部品を買っちゃったし、このまま未使用ってのも芸が無いんで、ダメもとで作業してみるか…。

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最初は簡単な方からチャレンジ。配線用グロメットを挟み込んで、穴径を9㎜に狭くして、そこにドア内張固定用Ф9、長さ15㎜のプラグピンを刺すって方法。

内張りピンと配線用グロメットの流用パターン

グロメットの内径9㎜がプラグピンで広がって、引っ張り抵抗が増えて固定できるって理屈。ボディー側の穴径は11㎜くらいだったから、イケそう…。

固定強度は、力を入れて引っ張ればスポッと抜けるくらい?サイドカバーのはめ込み程度の固定力は確保されるかと。

結果は…。

ピッタリはまった配線用グロメット

グロメットはキレイにはまった。真ん中に切れ込みを入れて直径9㎜の内張り固定用プラグを差し込めば…。

プラグをゴムに差し込んでから、
ピンを押し込むと…

(´ε`;)ウーン…固定力がそれほど強くなかった。プラグが広がる範囲では納得できる固定ができかなかった。

この方法はボツ!正直、これでイケればいいなと思ってた。そんな簡単にいくはずはないけどさ。

次は、ウェルナットを使う方法。ナットを締めこむと、注入されたナットが引っ張られ、縮んで径が太くなったゴムで固定するというもの。

M5ウェルナットの流用パターン

ボディーの穴直径が11㎜だから、最大固定範囲が12.7㎜となるM5サイズなら最適かと。

天皿下からの長さが≒18㎜。そのうち注入ナット厚が4㎜くらい、シートの固定プレート厚が4㎜として、残り10㎜の範囲が縮む部分になる。

となると、ボディー側の鉄プレート肉厚がどれくらいかが、ちゃんとゴムが縮んで径が太くなるかどうかに関わってくる。たぶんイケるでしょ?とは思ってるけど…。

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結果は…。

ダメだ…。画像のようにはならなかった。車体プレートを挟み込まず、その上が膨らんでしまった。

注入ナットを締め上げる長さが、車体プレートとの間に足りなかった。つまり穴が意外と浅かったってこと。

ダメだと諦め、ウェルナットを見ていて気付いた。上下反対にしたらうなんだろう?と。

皿の部分をボディー側の穴にグロメットのように押し込んで、注入ナット側からボタンネジで締めれば固定されるんじゃないの?

これも、ピッタリサイズ。軽くネジ固定すれば・・・

あらま、ピッタリ!元々こんなのだったと言ってもいいくらい。軽くボタンナットを締めて…シートは外れることなく固定された!

有り合わせのワッシャーなのはご容赦を。
でもこの方法はアリだと思う。

取り外しも簡単だし、これで対策は終了しちゃったんだけど、せっかくだから、次の手も記しておくねー。

さて、3つ目はクレビスピンを加工して固定する方法。

これは、まだ用意できてないパーツ。なかなか探せないでいる。だけど、2つの方法よりも確実に固定できそうな方法?と思うんでピックアップしてみた。

よくよく観察してみると、ボディー側にある穴の底部は口径が10㎜くらいと若干狭くなってる。そこに2つの突起が飛び出していて、その突起間はおおよそ6㎜。

車体側のシート固定用穴

だから、Ф6で皿部がФ10、長さが25㎜程度のクレビスピンが必要。Ф10の皿部の対角線上2箇所に、2㎜の切り欠きを加工すると回転式の固定ピンが完成する。

クレビスピンを加工して流用のパターン

シートプレートの穴はΦ10くらいあるんで、チューブを被せないとΦ6ではグラつく。内径6㎜の耐油ビニルホースとか被せたらピッタシ収まるかも。

クレビスピンの丁度良いサイズ&形状の製品に出会ってない。だから、一番確実そうな方法を試せないでいる。ネットショッピングでは販売されている品だけど、送料高いし、10個単位でまとめ買い形式だから、無駄が…。

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