欠品していた中古AGUSTA F3のシート固定クリップ、元の形状が分からなかった。ボディ側にФ12くらいの穴がある。同サイズの代替パーツを用意すればイケるかと思ってた。
ウェルナットとか、内張プラグ+グロメットとか…代用品のイメージはあったんで、とりあえずパーツを購入してみた。
●ウェルナットM5-15㎜
締め付ければ、潰れて最大12.7㎜くらいの径になって穴を塞げるはずだ。こんな感じに。
●内張ピン+グロメット
内張ピン外形7㎜、長さ14㎜&内径7のグロメットを使う。ピンを打ち込むことで、外側パイプのスリット部分の径が広がり抜けにくくなる。(完全な固定は不可)
どちらでもイケそうでしょ?簡単なもんだと…思ってた。
ところが車体側の穴をよく覗くと…
こんな突起が穴底に見える。しかも穴の深さが意外と浅かった。せいぜいあって10㎜。どうやら、この突起でピンを固定していた感じ。
この突起部分の切り欠きがあるピンを回転して着脱する感じか…たぶんそうだ。
10㎜程度の深さでは、どちらの方法でもパーツ全長が長すぎて固定ができない。特に内張ピンは、スリットが広がらないと意味を成さない。
これでは…アカン。こうなると、切り欠きピンを自作するしかない?そんな特殊なピンは売って無いから。
ベースパーツとしては…穴の径と同じ皿があって、突起間のスリット(溝)がないといけない。特殊だ…。
クレビスピンが近いかな?リベットとかのアルミ素材もアリかも?細くなるけど。
こんな感じのピンを作らなきゃならないゾ。旋盤なら簡単だけど、そんなものは持ってない。
やっぱり、段取りは大事だ。適当にイメージで済ませたから、使えないパーツを在庫する羽目になった。
自分を過信した。場当たりでいけるほど、経験値や見立ても浅いのに…。ダッサいゾ~。
あ”~反省しきり!