ZRX1200 クーラントのチェック、その結果は…。

リザーブタンク(サブタンク)のクーラントを抜いたところ、白い粉状のものと錆?のような茶色の沈殿物を確認して、ラジエターのクリーニングを覚悟した。

我慢できず、どうにか休みを無理やり工面して、ラジエターの洗浄とかの作業をすると決めた。

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きっと錆が回っているんだと…2年以上は交換していないし、ひょっとしたら前々回の車検で交換していたか…記憶が曖昧なんであり得る気がした。

恐る恐るクーラント全抜きにチャレンジ。Kawasakiのサービスマニュアルに記載のとおりに作業。(必ずエンジンが冷えている状態で作業ですヨ!)

1.車体を水平にする。(自分はJ-tripスタンド利用)
2.タンクを外す
3.エンジン下に廃油トレーを置く
4.エンジンが冷えていることを確認し、車体左下のドレンボルトを緩める
5.ラジエターキャップをゆっくり緩める
6.クーラントが排出される

この時、ラジエターキャップを一気に外すと、ドバッとクーラントが飛び出るので、トレイを飛び出して床がベチャベチャにならないように、左手で徐々に開けるのがヨロシ。

こうして排出されたクーラントの状態は…。意外にキレイな色だった。トレイの底にも若干の金属粉のようなものがあるものの錆は見られなかった。アレ?

結構な勢いで排出される。錆が多ければ、おかしい色の液が出るはず。錆粒もトレイに沈殿するはず…でも茶色の粒は無かった。

リザーブタンク底には溜まっていたのに…。まぁ、エンジンのウオータージャケットやラジエター内に無いなんてはずはない。しかし、そんなに酷い状態でもなさそうだ。

こんなことだったので、今回はクーラント交換でいいやという結論に。

7.ドレンボルトを締める
8.クーラントをラジエターキャップ口から一杯までゆっくり入れる(ジョーゴを使うとエアーが過度に入らないと思う)
9.クラッチレリーズ近隣のエアー抜きボルト、ラジエターサーモスタット上部のエアー抜きナットを緩めてクーラントが染み出るまでエアーを抜く
10.ガソリンサブタンクからキャブレターにガソリンを供給する
11.エンジンを始動し、ラジエターキャップからエアーを抜く
12.9.の作業でエアーが抜けない場合は、ここでもう一度エアー抜き作業をする
13.ラジエターキャップを閉めて、エンジンを始動し電動ファンが回るまでアイドリング
14.エンジンを停止、冷ます
15.エンジンが冷えたらラジエターキャップを開け、クーラントを補充
16.タンクを取付ける

この後、エンジンを掛けながら、クーラントのエアー抜きボルト(クラッチレリーズ側)を緩めて若干クーラントを排出してみたけど、錆の混入は確認できなかった。

なぜエアー抜きから確認したか…クーラントの循環ポンプに近くて、循環路としては一番深部だから、ここに錆とか溜まってれば出てくるはず?と思ったからデス。

という作業の流れの後、1日経過した。

リザーブタンクの液面を確認すると、HIGHとLOWの中間になっていた。まぁ、許容の範囲に収まっているのでOK。

一応、外見からのクーラントの漏れは見られないし、エンジンオイルに混入しているようなオイル白濁も点検窓から見られない。まぁ大丈夫だと思う。

車検も近いので、クーラント交換したゾとメモした。(ここに記載してれば、思いだせるね~(^▽^;)~)

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