キャスター角とトレイル、その関係について

もはやご存知の方も多いですけどね。ググればワンサカ出てきますし。こんな感じで…。

「キャスター角は、値が大きければ直進安定性が増す。直進時に車輪下部が後方に引っ張られる作用が…」

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とか、「重たい操舵を解消するためには、フロントフォークを前方にオフセットしたステム構造により…」

なんて感じで、学的な論述と図解が並ぶ。解説する皆さん、スゴイ知識をお持ちです。そして、大抵の方はサッと原理が分かるんでしょうけどね…。

ワタクシのような理解力が乏しい者には、「あぁ、そうなのねぇ~」くらいでしっかり理解ができないのです。お恥ずかしい~(*ノωノ)

なので、理論は別として自己の感覚と体験的なところから、もうちょっとユル~く「そういうことかぁ~」へ繋がったら、理論とか苦手な人には助かるかなぁと思って記事ります。

しょーもないですが、お付き合いしてもらえます?

【キャスター角とはなんぞや】
皆さんが小学生の頃、毎年運動会ありましたよね~。その時、準備委員とかになった方、白線引きとか先生のお手伝いしたと思います。

トラック区画とか苦労しませんでした?真っ直ぐ引けなくてクニャグニャ曲がって…(*´Д`*)ア~ァ。ね、アルアルでしょ?

でも、1つコツが分かるとササーッとキレイな直線が引きやすくなった。そう、ライン引きを傾けて(寝かせて)押すと軽くて真っ直ぐなラインが引けた。

これ、まさにキャスター角のもたらす直進性への効果でしょ?体感をしていたんです。遠い昔?に。(;゚Д゚)ソウダッタノカァ~

【トレイルとはなんぞや】
車輪の中心を通り垂直方向に地面に引いた線と、それと交差するように回転軸の中心を延長し地面まで引いた線との間の長さを、「トレイル」というそうで。図にするとこんな感じ。(ユル~イ絵です。高度なスバラシイ図解は、ググっていただければ。)

回転軸を寝かすとトレイルは長くなる。それは、回転運動時の抵抗となる面積も増えるということだから、そりゃ操舵が重くなるのは理解できます。

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あれですよ、ボートのオール。立てて漕ぐと水の抵抗が少なくて軽いのに、少し寝かせて漕ぐとメッチャ重たいでしょ?似たようなものだと思うんです。

それじゃぁ扱いやすいように、直進(安定)性を確保しつつ操舵(回転運動)も軽く=トレイルを短くするにはどうしたら…下図のようにすると短くなるよ。

車輪の中心が回転軸より前にある。=トレイルが短くなる。車輪を動かす力の中心がより地面に近くなって、ぶら下がる重さが少なくなるから操舵も軽くなるという次第。

回転軸より前にフロントフォークがあっても同じだね、ネイキッドやスーパースポーツなんかはこのタイプ。

どうです?キャスター角とトレイルって何か、どんな特性でお互いはどんな関係性があるのか、我流の説明でした。

理論とか難しいことは全~然分かりません!理論派じゃない方にも伝わったらいいんだけど…文章も絵もイマイチだしなぁ~?(´;ω;`)ウゥゥ

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