内圧コントロールバルブ、装着してから1年ちょい。その効果はどう?って話

内圧コントロールバルブ、ブローバイホースが消耗劣化で裂けて、クランクケース周りがオイルまみれでビックリ(;゚Д゚)を契機に装着。

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バルブの効果は過去の記事、内圧コントロールしよう
を参考にしてもらうとして、装着後1年を過ぎて「どうなの?」という実装での感想をここらで記してみようかと。

TEC-2というメーカーのバルブに、この関係では有名なT-REVのブローバイホースを流用という、お手軽で財布に優しいオリジナルなシステム。

でも、バルブ性能はちゃんと確保されているんで。見た目だけではありましぇん(≧▽≦)。

まず、“スロットルレスポンス”。これは大きな違いを体感した。とっても反応良く走りやすくなったぁ~。

ワインディング走行では中速ギア走行がメイン。装着前は、スロットル開閉でのバックトルクが気になって、スロットルワークだけでは気持ち良く走れなかった。

単にライディングが下手っぴなのかもしれない。だけど、コーナーリングがどうしてもギクシャクしてた。

でも…装着後はバックトルクがほとんど気にならなくなり、S字をスロットルワークだけで気持ち良くコーナーリングできるようになった。大変わりだぁ。

もう1つは、“シフトチェンジ&クラッチミート”。これも大きな違いを体感した。特にコーナーの減速時。気持ち良かぁー。

装着前は、スピード差が大きくエンジン回転数がちょっと合わないと、バックトルクだけでなく、リアタイヤの「キッ」という音が出てた。

これって、一瞬だけど「ロック」だよねー?新品ハイグリップタイヤならまだしも、消耗してきたら抜けるのがコワい(;゚Д゚)ブルッ!

それが、装着したら無くなった。余計なところに気を回さずに済むから、シフト操作に余裕が出てきて楽し~(/・ω・)/。

バルブがもたらしたものは、大げさに言えば、クロスミッションや、スリッパ―クラッチ。スムーズな操縦性と言えば分かる?

内圧コントロールバルブは1WAY構造。クランクケース内を負圧にして、ピストン上下動の抵抗(ロス)を低下させるので、回転力が急落しないからトルクが維持される。

その恩恵が、スロットルワークとシフトチェンジ、クラッチミートに出たということ。そして、外す理由…今となっては見つからない。

ついでに。
TEC-2のバルブには、4枚のプレートが挟んである。脱着式で、数を減らせば低回転域でバルブが機能する。

あまり枚数が少ないと、エンジンブレーキが効かなくなるので危なー。ウチのZRX1200の場合では3枚がベストかな?街乗り、峠、ツーリング仕様ならコレがいいと思うな。

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400㏄(中型)バイクや600㏄のスーパースポーツあたりだと、エンジンが高速回転出力タイプなんで、4枚で高速回転能力発揮の仕様がいいかもしれない。

2枚は…トルクがスカスカになる可能性が高いと思う。やめておいたほうがいいかな~と。

1年経過した今、「こんな感じだよ」ってお話。

おしまい。

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