ZRX1200「電源落ち」記事、其の二

あれから配線図とにらめっこでした。あれこれ思案しても、やっぱりジャンクションボックスの不良が悪さをしているような…。

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ホーンやハザードが作動したりしなかったりってのは、各ヒューズへの導通不良だからと思える。

ボックス内のスターターサーキットリレーへの電流が少なくなるとか、作動しない症状も起きて、スターターリレーが動作不良になることも説明がつくのではないかと。

調子が良かったジャンクションボックスが予想どおり故障してるとしたら、理由をはっきり説明できないけどね。

ただ、梅雨時には結露が多いガレージだから、それで徐々に基盤を痛めてきたのかもしれないとは思う。湿気は、ショートや異常スパークを起こすからね。

そうだとしたら、配線露出部の劣化は早いと思う。なかなか見抜けないだろうけど、乾燥環境とは明らかに違いがあるはず。

なんて想像しているのに、修理作業に取り掛かれないOTOさんなのでした。

だって…。交換パーツが手元に届いていないのもあるけど、晴れ晴れ気分からいきなりガックリだったのか、こちらも急にギックリになってしまったヨォ~。(T_T)

「弱り目にたたり目とは、このことだな。あ“~痛ってえし、なんでだよ!(`◇′#)」

マイカーでZRX1200を運び込んだ知り合いのショップに行って、前にかがんだら「コキッ」ってなったとかで、翌日に起床しようとしたら…。あ~ぁ、カワイソです。

そんな訳で、修理開始がいつになることやら、ワカリマセン。

「やっぱ、メインハーネス導通のチェックから始めたろか?一番厄介な断線が無いのを確認したいし。断線してたら被膜テープ剥がしたり復旧しなきゃアカン。そりゃ、メチャ面倒だからなぁ、避けてぇ~。」

「断線無かったら、カプラーとの接点不良チェックして交換部品も限定できるし、修理の目処が付けられる。」

なんて言ってたのになぁー。

原稿が無い…。記事書けないから、電気の測定項目を書き留めてみます。電気的修理を始めてみよっかな~という方がいるかもしれないし。

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以下は、“直流用”機器の話です。(家庭用コンセントなどの交流電圧測定仕様は、使用不可です!)
「導通測定」
配線回路のつながりをチェックすること。普通は、回路への電源供給を止めてテスターで計測する。
回路の両端にテスタースティックを当て、電流が流れていればブザーや針が振れるので、断線が無いことが確認できる。

「抵抗測定」
1つの配線回路の電気の流れやすさをチェックすること。電源供給を止めて、テスタースティックを1回路の両端に当てる。電気が流れないと∞(無限大)、流れやすいと0Ω(オーム)に近くなる。
必ず1回路で測定する。複数回路を経由した端部で測定すると、回路全体の抵抗値になって、不正確な値になる。

「電圧測定」
配線回路の電気が流れる力をチェックすること。電源供給したままテスタースティックを1回路の両端に当てる。電圧が無い(低い)と、電圧値の表示や針が動かない。(大きく振れない)

「電流測定」
配線回路の電気の流れをチェックすること。電源供給したままで測定。テスターに負荷がかかるので、普通は「検電器」を使う。一般的にペンタイプが多く扱いが簡単。
ワニ口クリップをアースさせ、ペン先を端子かコード被膜に突き刺す。ペン内臓のランプが点灯すれば電気がきている。点灯しなければマイナス回路か電気がきていない。

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