スターターリレー、スターターサーキットリレー

不意に起こった「電源落ち」。修理の目途がついていないですが、その原因は前回予測しました。今後は修理部品が整い次第、修理の状況を報告したいと。

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同じZRX1200オーナーの方、すでに初期型は18年が経過していますので、そろそろ同じような状態が起きる可能性があると思うんで、参考にしてもらえればと。暫らくお待ちを。

今回は、エンジン始動に必要なセルモーターを作動させるリレーの働きについて書き留めてみたいと思います。こんな事でも起きなかったら、書くことがなかっただろうな、リレーの記事なんて…。

こういってはなんですが、機能が調子良いときには気にならないのが普通じゃないかな?電気系統って。(気になる時は、故障の時?)
リレーは名のとおり「つなぐ」役目。

構造は、コイルを持つ回路に電流を流し電磁石を作ることで、その磁力に引っ張られるスイッチでつながる回路を横に置き、回路の入り切りをできるようにしたもの。
よくある、こんな図だっけ?

リレーを使わないと、大きな電流回路の分だけスイッチを付けるか、ハーネスをメインスイッチまで引くことになる。細配線&小さな電流で電磁石を作り、大きな電流が流れる回路のスイッチを入れられる。リレーは優れもの。

セルモーターを動かす主なリレーは、スターターリレーと、スターターサーキットリレー。前者がセルモーターへの電流供給の役割、後者はスターターリレーに電流を供給する役割。

つまり、スターターサーキットリレーから電流が流れてこないと、スターターリレーが動かず、セルモーターは回らないということになるのかな?

スターターサーキットリレーは、サイドスタンドが下りているとセルスイッチが作動しない。それをギアがNレンジであればキャンセルして、スターターサーキットリレーに電流を流す。

スターターリレーは、その電流を受けて電磁石を作り、バッテリーから大きな電流を流してセルモーターを回し、エンジンがかかる。

バイクの場合、スターターリレーはバッテリー近辺に付いていることが多い。スターターサーキットリレーはジャンクションボックスという、シート下のプラスチックボックス内部にある(取り出せられない)ことが多い。

スターターサーキットリレーは、修理が「お高い」ということです。ジャンクションボックスごと交換になるみたいですヨ。

ZRX1200Rの場合は、スターターリレーが4,000円くらい。スターターサーキットリレーが入っているジャンクションボックスが10,000円くらい。

「使わなかった…」という、もったいない交換部品が増えないように…。原因はしっかり探って、当てを付けてから…。

サービスマニュアルと、ずーっとにらめっこして…。

「サーキットリレーがパンクしたときジャンプさせる回路、できるんとちがうか…なんて。スターターリレーへの補助スイッチ回路、応急処置にいいかもなぁ」

ま、やらないですけど!

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