悩んだ末に結論!排気バルブを開くワイヤー、上か下か? Agusta F3 800

“stopENG”の排気バルブエラーは、サーボモータの分解メンテ以降は再現していない

(´▽`) ホッ

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ただ、いつまでもこの状態でというわけにもいかない。アクチュエータワイヤーの諸事情により・・・。

agusta oem parts 品番を調べるのはコチラで https://shop.startwintrading.com/en/products/f3/f3-800

交換するまでには時間も掛かる。代用品を調べたりする時間も欲しい。代用ができず高っかい純正品をオーダーしても日本に来るのは何時やらだし。

またエラーが発生したら、今度こそサーボモータは交換必至。9万円弱の費用用意が必要に。

~💸~💸~💸

最終はそうなるとしても・・・もう一回、悪あがきをしようかと思う。

“サーボキャンセラー”

特に珍しくはない、様々な車種で装着されているパーツ。サーボモータの信号を疑似的にECUに送って、排気バルブエラーを回避させる代物。

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サーボモータに繋がるカプラを外してこれを接続する。サーボモータは動かなくなるので、排気バルブのワイヤーを外し、「全開」にする必要がある。

バルブは全開状態をキープするので、中低速トルクが落ちる(らしい)…このデメリットは、妥協するしかない。

ここで疑問が一つ。

Web記事では、排気バルブはワイヤーが外れると、バネの反力で「全開」になるので下側ワイヤーを外すとある。

MV AGUSTA NET https://www.mvagusta.net/threads/removing-cables-from-exhaust-servo.175297/

つまり、エンジンoffで下側ワイヤーが張った状態が「全閉」ということになる。

みんカラ https://minkara.carview.co.jp/userid/2194557/car/2633908/5843751/note.aspx

一方、いくつかの動画では、エンジンoffで「全開」。スロットルを煽ると、閉じる方向にバルブが動き一定の回転数を超えると、また「全開」に。

‘2015のNinja H2

真逆な話になってしまってるんで訳が分からない・・・。

バルブが全閉になる側のワイヤーを撤去したら、フン詰まりでシリンダー内圧が上がり無理に走行すればエンジンブローも。

動画は、エンジンoffで「全開」。アグスタの社外マフラー販売業者に聞いた話でも同じ回答。つまり下側ワイヤーが張っていて「全開」

海外サイトでの投稿では、エンジンoffで「全閉」。日本のユーザー投稿も同じ。下側ワイヤーが張ってて「全閉」ということになる。

AGUSTA_F4の動画でバルブ調整編があった。排気バルブはF3と逆の右側。上側ワイヤーを張って閉じる方向で下側が張れば開く方向だった。

この動画からの推測は、F3は下側ワイヤーを張ったら「全閉」。下側ワイヤーを撤去すれば「全開」のはず。

じゃ、エンジンOFFで全開の動画はどういうこと?相反するこの状況に頭がスパゲティ・・・。

デフォルトが全開の動画を見直し。アイドリング時はバルブ全開だけど、少しスロットルを煽ると閉じる方向にバルブが動いてた。

バルブ制御は電気式だったので、高度なセンサーとデータで繊細な動作ができるはず。排気バルブはアイドリングからエンジン回転数が一定回転数までは閉じてる。

F3は、アイドリングからスロットルの煽りでバルブが開くという違いがあった。排気バルブの制御はサーボモータ&ワイヤーで少しアナログ混じり。

この排気バルブ制御の新旧が、エンジンOFFでのポジションの違いと推測。アイドリング程度の低出力時は、全閉でも全開でも大きな問題は無いだろうし。

F3とNinjaH2の排気バルブ動作・・・(こんな感じじゃなかったっけ?)

どちらも、センサー情報を拾ってのバルブ動作なので、デフォルトはバルブ全開で同じと思ったなら、業者の逆な回答も説明がつく…。

ということで、サーボモータキャンセラーを取付けたら、上側のワイヤーを外すのが正解と結論付け。

【追記】                     触媒を外した画像を確認。

この画像はワイヤーが無い。排気バルブのスプリングは緩んでるわけ。

agustaF3エキゾーストパイプ
中央は、排気バルブ(ワイヤー無)

ワイヤーエンドを差し込む○穴は、上方の位置。つまり、上ワイヤーが引っ張られた(スロットル全開)と同じ状態。

中の排気バルブがどうなってるか…。

バルブは、開いていた…。
チラッと左に排気バルブが見える

という事。スロットル全閉(アイドリング)では、排気バルブも全閉(気味)だと判明。

悩んだ末、ようやくスッキリした。

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