ZRX1200 バッテリー交換 其の二

前回は、バッテリー交換の作業途中経過と、いつの間にかバッテリーの規格についての記事になってしまった。脱線ばっかでゴメンナサイです。なので、その続きということになります。

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バッテリーの初期充電を完了し、(充電器で満充電が表示されるはずだけど、5時間ほど経過したからOKだろうと)装着することにした。補充液口にシールを押し込み、準備完了。

ちなみに装着直前では、電圧は13.5Vの表示。充電直後で思いっきりフレッシュだから、多少電圧は低下すると思うけど、おそらく12.5V以上は確保されるはず。

前回のバッテリーは、初期充電しなくて3年間以上機能してくれたし、そんなに神経質にならない。5時間も過ぎてりゃイイと、装着してバイクを動くようにするほうが優先。多少寿命が短くなっても、安いからそんな気にならない?まさに消耗品だよ。

ZRX1200のセンターコンソール内にバッテリーを戻し、+-ターミナルを接続。チョークレバーを少し引いてイグニッションキーを回す。パネル表示は全部点灯する。そのままセルスイッチを押す。すると…。

「キュルッ」、「ヴァッヴァオン」

一発でエンジン始動。┐(´д`)┌ヤレヤレ ホッとした。ようやく直ったんだ、おウチのZRX1200R。OTOさんも、┐(´д`)┌ヤレヤレ、シーズンオフ前に何とかなって一安心だ。

ついでに、ジェネレーターの動作を確認しておく。たぶん問題ないはずだけど、バッテリーへの充電機能は大事だからね、バッテリー容量だけで走っていたらヤバい。使いきって同じ状況になると、もし遠方に一人ツーリングだったら、帰るに帰れないなんてことも…。コワ~。

カンタンな確認方法は、エンジンを掛けた状態で、テスターを使ってバッテリーのマイナス端子と、スターターリレーへ接続されたプラス端子(車体の右側のコード先端のアルミ板)間の電圧を計測する。その間の電圧が13.5V以上あれば充電系統は大丈夫。14.2V~14.8VがZRX1200 の標準値。

今回の計測は、最小で14.28V、最大14.85Vだったのでジェネレーターの充電はできているということだ。

あとはレギュレーター(レクチファイヤ)の作動確認も必要。電圧を一定に流すための整流器だから、ここがイカれてると電圧が上がりっぱなし。過電圧になってバッテリーが破損したり、ハーネス断線が起きたりする。

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カンタンな確認方法は、スロットルを開けた時にヘッドライトが明るくなって、スロットルを離すと暗くなるなら整流器として機能している。スロットル操作で明かるさが暗いまま変わらないなら、故障している可能性が高い。おウチのZRX1200は、明暗反応があったので大丈夫だと思うけど。

スッとエンジンが始動したし、バッテリーが電源落ち不動の主因といっていい。ジャンクションボックスの接触不良はもう部品交換しちゃってるし、また外してなんてしたくないんで、もうイイかと。

「バッテリーの寿命」は、いきなり電源落ちの場合、最初に疑う不具合だとします。

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