ZRX1200は、キャブレター式気化器でレギュラーガソリン仕様。最近のハイオクガソリン仕様で、電子デバイスが燃料噴射を制御するインジェクション車より、アナログな部分が残ってる。
乗らないと機嫌が悪くなって、ぐずったりするのが人間的で…キャブレター車の、そんなところが好きな方もたくさんいると思います。ウチにも確実に1人居ますけどね~(^_^)
レギュラーガソリンは、ハイオクガソリンに比べ、オクタン価(エンジンにノッキングの発生し難さの値)が低く、混合気が圧縮熱によって不自然に発火しやすい。
燃焼が長く続かず、ガソリン本来の爆発パワーにロスがあります。(燃焼効率が、ハイオクより悪い。)
これは、カーボン(すす)の発生度合いも高いという事になり、「エンジンを回してない車は、調子が悪い」という説にもつながる?
じゃぁ、優れたハイオクガソリンを入れたらいい?
「ハイオク?…高いワ!付着したカーボン(すす)の洗浄剤や、オクタン価上げる添加剤とか入れてあるからなぁ。レギュラー車に使っても目立った性能アップは…ま、無いな。」と、OTOさん。
「じゃぁ、ハイオクなんて何のために出てきた?」
「簡単に言えば、より高出力なエンジン載せたい=オクタン価の高い燃料が必要になったって事だな。排ガス規制もキツ~イなかで、性能が低下した車やバイクなんて買わないだろ?」
「そりゃ、まぁ。」
「ハイオク入れるよか、エンジン回すんだよ。たまに低速ギアで走ればいい。アブねースピードなんか出す必要は無い。で、もう調子悪いヤツには、コレ⇨ ヤマルーブPEA 入れて洗浄。ハイオクガソリン入れるより効果ある。定期に添加してやれば調子が維持できるさ。」
⇨ ガソリン添加剤いろいろ。
へー、そうなんだ。レギュラーガソリン仕様車には、添加剤いいのかも?って気がしてきたよー。こういうのは、「高価」よりは、「効果」のほうが好きだぁ。
ちなみに、アイドリングが不安定なバイクのガソリンに添加して、3回くらい給油したかな?いつの間にか、「あれっ、直ってる。」効いた…?
なんでも、洗浄成分はPEAというものらしいです。これはハイオクガソリンに添加されています。でも、市販の洗浄剤より希薄な混合濃度だって。
オクタンが価上昇する添加剤のほか、たくさんガソリン以外の物質が混ざるからかな?
ハイオクガソリンの中で、エンジン内がキレイになってパワーが安定するという巷の評価は、エネオスのヴィーゴが最上位。
それと比較しても、市販洗浄剤の混合濃度は数倍~10倍くらいとか。(洗浄効果だけなら、市販洗浄剤+レギュラーガソリンの圧勝です。)
レギュラーガソリン仕様のエンジンは、そのオクタン価で最良な燃焼によってパワーを出せるように設計されている。
排ガス規制値もハイオク全盛の現在とは違うし、キャブレター装着車では、エンジン内環境を整える洗浄剤を添加するほうが理にかなっている?