ZRX1200で、ミシュランとダンロップのタイヤ比較

ZRX1200にミシュランパイロットパワー2CTとダンロップ ロードスポーツを履いてみました。この2種類を履き比べてみた感想を書いてみました。ごく普通~な走りの際に参考になれば…幸いです。

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まずミシュランパイロットパワー2CT。これ、コンパウンド設計は10年以上前?でしたっけ。2CTとは、“2コンパウンドテクノロジー”の略です。

タイヤの両サイドはコーナーでのハイグリップを生み出すソフトなコンパウンド、センター付近は直線走行での耐摩耗性能をアップしたコンパウンドという、性格の違う2種類を一体化する製造技術。だから2CTです。

しかも、すごく軽い!種類によっては900gほどの差が出るとかなんとか…、バネ下重量的には無視できない値です。(タイヤ本体は、確かに軽い!肉厚も薄い!)

ストレートな高速道路走行では、従来のスポーツタイヤのようにドンドン減って帰宅したら四角いタイヤといった事も少なく、コーナーリングでは、サイドが潰れながら路面を“グリグリ”する感じが体感できます。

グリップ感をしっかり得ながら曲がる感じ。まさに大型ネイキッドでスポーツ走行を嗜む方には、“乗っていて気持ちいい”タイヤです。

雨天走行時の排水性能も高く、まず問題ないグリップ性能を従えています。ハイグリップタイヤが冷えると有りがちな、「ズルッ」な感はたぶん感じないでしょう。基本設計が古いとは言え、今でも死角の極めて少ない万能的なタイヤです。

ハンドリングですが、タイヤ空気圧はフロント2.2、リア1.9くらいの、標準より少々低い方が感じとしてイイかなと。ラウンド形状がV型で、“立ち”が強いので、空気圧が高いとコーナーリング時のハンドルの切れ込みが早くなる傾向ありです。

狙ったラインのイン側をトレースしないように、少し空気圧を下げて適度にタイヤを潰したほうが思ったラインコントロールができるように思います。

お値段は、スポーツタイヤにしてはリーズナブル。タイヤ取付工賃込み38,000円前後です。ライフは一般的な使用で7,000㎞前後。結構もちます。

次にダンロップ ロードスポーツです。これは、ミシュランパイロットパワー2CTと同じようなランクのタイヤだと思います。スポーツタイヤのα-13の直下にあるグレードです。

ひと昔のダンロップのコンパウンドは5プライだった?かと。センターから振り分けて性格の違うコンパウンドを2種類サイドに使用していたと思いますが…確かα-12がそうだったような…。

タイヤ端から2種類のコンパウンドをレイアウトする理由が良く分からなかったです。2CTのパテントの関係でしょうか…。限られたタイヤ幅でそんなに分割しても、あまり際立つ効果は…なんて思ったものです。

ダンロップロードスポーツは、2コンパウンド。ミシュランと同じ2プライに変わっています。似たようなものかと思われたのですが…。

結構、違いました。

まず、サイドウォールを後方から見ると、広がりが少なく(ミシュランは扇状に広がっています。)、サイドウォールがやや硬い感じです。肉厚もミシュランよりは厚いかなと感じます。

走行した感じは、丸みの帯びた“立ち”の少ない形状が今時のスポーツタイヤ。コーナーリング中のグリップ力も高いと思います。

潰れがやや少ないので、ブレーキングや立ち上がり時の車体バランスがイイです。ただ、ミシュランと比べると、路面を「面」で捉えるというより「線」で捉えるような感覚がします。

一直線上をスムーズに通過するので、“ここで曲げる”という操舵感が欲しい少々ヤンチャな方には、優等生に思えるでしょう。

それは、親しみやすいとも言えます。特にコーナーリングでは、しっかり手前でブレーキングを済ませ、コーナーの曲率に沿って倒し込んでいく走りが好きな指向の方には最適かと。大型バイク初心者でも違和感なく楽しめるタイヤだと思います。

雨天走行は、スリックな部分が多く、端までサイプ(溝)が刻まれていないのがミシュランと大きく違います。やや雨天走行性能は劣る?かもしれません。

ハンドリングは素直。曲がりたい所で曲がってくれます。ライダーのライディング感覚からすると、標準空気圧より若干低い程度の空気圧で走行するのが良いのでは?と思います。

お値段は、120-70-17、180-55-17のセットで、タイヤ取付費込み38,000円前後です。ライフはこちらも7,000㎞程度です。

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