最近は、前輪付近のボディ剛性確保と減衰強化のために、倒立フォークが主流。BPF(ビックピストンフォーク)なんかもソレの発展系。
高性能は高負荷でもある。だからオイルシールの消耗も早いし、倒立形状は重力に逆らうから、フォークオイルの滲みや漏れが起きやすい。

オーバーフォールには、50,000円超の結構な金額が必要。性能を保つには必要とは言え、なかなか…おいそれとは…が現実。
そんな時、こんな動画を発見。海外からの投稿がルーツらしいけど、これで漏れや滲みが止まるらしい。
信じがたい。でも、何事も経験と思い挑んでみることにした。
作業内容は動画どおり。オイルがかなり垂れてきて不安が募る💦。でも後戻りできないので作業を続け、垂れてきたオイルを拭き取り。
車体を上下にゆすり、染み出たオイルを拭くこと数回。ほぼインナーチューブにオイルが付着しなくなった。
高負荷を掛けないと何とも言えないので、ギャップの多いコースを試走してみた。結果は…
インナーにオイルベッタリ!💦 (*_*;
「やっちまったか?」
悪化させたか?の不安を抱きつつオイルをきれいに拭き取り、試走を数回繰り返すうちに明らかに染み出す量が減った。
そして、ほぼ滲みが無くなってしまった。(;゚Д゚)!
その後もstop&goを繰り返しrideしてみたが、漏れや滲みが発生することは無かった…。
「え?漏れが止まってる」

左、滲み無くなった。 
右も、滲み無くなった。
という体感。
この手法のフロンティアだった海外の方…
「すげぇ~」
しかもDIYで「超」簡単で安く直せるって知識…ヤバい。尊敬する~
モノづくり得意だった日本、モノが無い中で代替技法や発想の工夫があった日本、今はそれが海外にある…
当たり前にモノがある今が正解?人の能力は維持&向上しているか?
なんだか考えさせられてしまうけど…
とりあえず、Fフォークのオイル漏れは、この作業で解消されている。
