
2003年式、164馬力、排気量988ccのK3。2017年式、202馬力、排気量998ccのL7。
12年間に相当性能がアップ。馬力だけなら37馬力。一昔前の250cc一台分増しだ。
よく言われる、歴代最軽量K5の乾燥重量166kg、パワーウエイトレシオ1.0とか…。乾燥重量なんて正直、比較する意味ない。
燃料、オイル、LLC、保安部品とか取っ払った車両重量なんて、実用で比較する意味あるん?
K3は車検証記載の車両重量200kg、L7は202kg(装備重量)。重さは新旧そんなに変わらないと思う。(たぶん)
カタログ値は、K3とほとんど変わらない。むしろL7のほうか車体は5㎜長く、ホイールベースも10㎜長い。デザインで小さく見せてる?
こんな感じだから、ABSやTRC、QSCとかの電子デバイス有無、一番は出力の違いが両車の差かな?と。
QSC、後付けできるよ
個人的には、サーキット走行に行くことは無い。電子デバイスが必須なアイテムとも思ってない。
排気ガス基準をクリアするため、社外マフラー装備に苦労する事も面倒に思う性分で…。

曲線とエッジが適度に…
そして、今のSUZUKIを含め国産SSのエッジ主体な車体デザイン…好きじゃない。
K3、馬力は168ps「も」ある。低速からトルク感たっぷりな加速。スロットルフィールも敏感で公道では充分過ぎる。楽しい。
デザインも適度な丸みとエッジが混在して、造形美は間違いなくK3の年代のバイクのほうが優秀だと個人的には思う。
今も、この頃の国産バイクが根強い人気を得ているのも、きっとそういうルックス的な高評価もあると思うんだ。
古くても、佇む車体の映りとかフィーリングが自分にしっくりくるK3。最新の電子デバイスも無いアナログを悪くは感じない。
他者と比べることもしないから、パワーや最新に拘ることも無くなった。今の自分には、絶対必要なものじゃない。
今の自分にとっては、「好きか」「楽しめるか」がバイク選びの主体。最新のK7をはじめ、K5以降のGSX-R1000は…求めるものが違う。
バイクショップで、k7や最新GSX-R1000を見ても気持ちが揺れない…。そういう事なんだな、と。