DUNLOPロードスポーツ2、SS(MVagusta F3 800)で1,500㎞走ってみた感想。

以前にMICHELIN PowerRSと比較した。その時はリッターネイキッドでのインプレ。

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今回、セカンドマシンにMV agusta F3 800(以後、「F3」ってことで)の中古車を購入、劣化タイヤをロードスポーツ2に交換。

車重もあるリッターバイクには、ツーリング&スポーツワインディングでRS、中距離&グリップ性能はロードスポーツ2ということで。

タイヤ選択の理由は、大トルク240Nのアクスルナットを外せるショップがDUNLOP代理店だったこと、装着したバイクの操作経験があったから。

100㎞ほど走って皮むきを済ませ、この軽い(乾燥重量173㎏)車体で本格的にあちこち走ってみた感想です。

【ハンドリング】

もちろん、車体の設計も左右するけど、これは“クイック”だ。カクンと1点的に曲がるのじゃなく、まさに弧を描き曲がっていく感じ。

フロントタイヤのラウンド形状が合ってる?路面にピタッと付きながら曲がる。交差点の低速ターンや中高速域でも自然なステアが切れて不安はない。

【旋回性能】

フロントが切れ込むとか、リアが外から押し込むといった感覚は無い。前後がバランスして曲がる感覚。良い意味で特徴が無いというか・・・自然。

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カタログでは、プロファイルが前代よりもラウンドがやや強く(サイドウォールが立ち気味)なっている。それが効いているか?

DUNLOPタイヤ https://dunlop-motorcycletyres.com/products/

【グリップ性能】

国産の同ランクより軽い車重のF3、トレッドの潰れ具合、荷重はどんな感じかというと、

リアタイヤはスチールコードが緩く編んである効果か、グッと路面に張り付いている感覚。

フロントは、前代のライン上を走っている感じではなく、面でグリップする感覚がハンドルを介して伝わる。この感覚、MICHELINの2CTに似てる。

【旋回性】

POWER RSのゴリゴリなグリップ感まではいかないけど、前代よりずっと安心感が増したと思える。ワインディング、コーナーリングを楽しめるはず。

そして、ロードスポーツ2の最大の特徴は、

トレッド上層に密着性に優れたシリカ、下層に発熱性の高いカーボンの2層のコンパウンド。

タイヤ消耗時も安定したグリップ性能を保てるように開発された新設計のトレッド。

Performance Compound Layers
(パフォーマンス コンパウンド レイヤーズ)

これは、体感できていない。1,500㎞程度のロード走行ではさすがに無理。今の時点でタイヤは1㎜くらい減っただろうか…。しばらくはコメントできないな。

前代は、普段使い&たまにスポーツ走行といったことで、4,000㎞手前でスリップサインが出てしまいビックリだった。今の状態ではそれは無さそうだ。

(´▽`) ホッ

【レイン性能】

雨天走行がF3はちょっと心もとないので…。電気系統の故障が危ういんで、雨天走行する勇気が出ず試せていない。(F3は、修理となると費用や直すまでの時間が大変!)

気になるレイン性能、感想が語れずでゴメン💦

濡れた路面と乾燥路面の入り混じった道路は何回か走った。その感想としては、ズルッといくような体験はしてない。

μの低いスリット舗装、溝にハマってふらつくけど怖くは無い。(以前、履いたメッツラーM7は怖~💦 製造1年未満のOEM製品、Made in ch○○○)

ということで、ロードスポーツ2をF3に履いてみた感想は、

“600㏄~1000㏄のSSで、スポーツするなら選ぶタイヤ”

です。

サーキットユースが無いなら、上位クラスの“α-14 Zレンジ”まで履かなくても、公道でのドライグリップ性能は、同等レベルと思っていいかもよ。

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