伸びたサーボモータのアクチュエータワイヤー内にスリーブを仕込み、強制的にワイヤーテンションを確保。(自己責任、暫定的な対処ヨ。真似は✕だぞー)
そして、エキゾーストバルブを調整。
・アイドリングする
・上側ワイヤーを緩める(調整ナットを右回し)
・下側ワイヤーをストッパーにバルブ突起が当たるまで締める(調整ナットを左回し)
・M10ナット締め込み(下側→上側の順に)
外装類を装着して試走してみた。結果から言うと✕。“stopENG”エラーが再び。数キロ走行する間は快調で直ったかに見えたんだけど。
帰宅してガレージで観察。スロットルを煽ってもバルブが動かない。エンジンストップでエラーはキャンセルされ、エンジンONでバルブは規定位置に復帰を確認。
だけど、数回スロットルを煽るとバルブは規定位置に戻らずサーボも動かない。この時点でワイヤー調整云々ではなく、サーボモータの不具合が濃厚に…OTZガックリ⤵
交換になれば、高っけ~ ~💸 ~💸 ~💸😢
どーにかならんのか?って事で、こういう時は…“海外に聞け!”だ。
圧倒的に流通量が多いんだから、あちらの製品はあちらの人に聞けだ。日本より圧倒的に情報は多いから。
ココにアクセスしてみる。
mv agusta net https://www.mvagusta.net/search/44685/?q=F3+exhaust%E3%80%80valve%E3%80%80error&o=relevance
サイトは翻訳できるけど、検索窓「search community」には英語で入力を。日本語では「見つかりません」としか表示されないゾ。
“agusta F3 exhaust valve”と入力。
すると…
「排気バルブサーボエラー修正」の記事が。詳細は直接見てもらえば。
簡単に言うと、エキゾーストバルブエラーはサーボモータの分解&接点スプレー塗布で解消できたという経験談。
早速これに挑戦した。どうせ“ダメもと”だし。
分解は①ネジ4個を緩める。②二分割したら、モーターが付いてるボックスの中央にある穴に接点スプレーを一噴。③ネジで組付ける。
これだけ。
注意を1つ。組付ける時には、ワイヤーが繋がってるコマがバルブのスプリング反力で回転してしまっているので、もとに戻してから組み付けること。

もとに戻す➡バルブの突起がストッパーに当たる位置になるようにコマを回転させておく。後は、アイドリングでバルブ位置を再調整。(分解時に動いてズレてるからね)
スロットルを数回煽ってバルブ動作が追従してればOK。何となく良さげ?走ってみないと分からないけども。
で、すぐ試走へ。
結果は…交差点で停車中のエラー無し。そのまま30㎞以上走行したけど皆無だった。排気音もエラー時のように極端に大きくはならないままで帰宅。
そう、一応は直った状態。
海外サイトでコメントされてたとおり、サーボモータの接点が摩耗?サビ?で電流が不安定になってサーボがコントロール位置を見失ってたということなのか…。
あっけなくエラーが解消されてしまった。
いつ再現するかも分からない。なんせワイヤーテンションがイレギュラーな方法で確保されているし、サーボモータの耐久性がなんか弱っちいらしいから。
ワイヤーは、ブレーキワイヤーと同じ規格っぽい。同じ長さのワイヤーがあれば、流用できるかも。
Agusta純正パーツ高いうえに、海外からいつ届くやら…なんで。
排気バルブエラー
「直った!」
と言いたいところだけども・・・。