AGUSTA F3 800の純正ミラーの視界が最悪で、補助ミラーを貼って広角視界を確保しようという試み。
最近のとんでもない雨がようやく弱まり、なんとか晴れた日曜日。そそくさとガレージから出してきて実走で確かめてみることに。
停止状態では、横方向の視界がかなり改善されてたし、走行時もきっと「見えないミラー」が解消されることに期待が膨らんだ。
これ、意外に「見える」んです。
さて、それでは補助ミラーの走行時の視界はどうだったのか？
「…」
何というか…視界は確実に広がって、すれ違う対向車も見えるようになった。ま、なったんだけど…バイクのエンジン振動が伝わってブレる。
本体ミラーがブレるのにつられて、両面テープ貼りの補助ミラーも共振してしまい、鮮明な被写体が写るというレベルではなかった。
F3、街乗り速度では確かに振動が大きい。高速になれば少なくなる感じがするから、やっぱりF3は高速域が得意なSSだなと思った。
最新型は、カウンターウエイトとか振動対策もされてるとかで、ストリートユースならそっちをオススメする。自分の2014年式は、良くも悪くもSS色が強い。ストリートユースでは…ないなぁ。
走行中に目をやると、少しブレた風景が写り込んでる。すれ違う対抗車両、形や色は分かるし小型だけどミラー自体は見やすい。
まぁ、追い越し車線への移動の際は、純正ミラーだけの時よりヒヤヒヤ感はホント無くて、ブレていても「見える」のは安心感が全然違う～。
躊躇しないでレーンチェンジできる。「見える」ってホントありがたいなって実感。
ミラーは、ずっと見てるわけじゃないし、自分的には多少ブレていても目的は十分果たせてると思う。
一番簡単でリーズナブルなサイドミラーの視界改善策。結果として大満足までには行かなかったけど、全然見えない純正ミラーが「見える」に。
だから「まぁまぁ」なカスタムだったかなと思う。思うようにしてる（笑）
数万円掛けて社外ミラーに交換すれば、後方視界はバッチリだろうけど、千円程度でもまぁまぁな視界が確保されたわけで…。
実用できる１つの方法として「リアリィ～？」じゃないの？
実際に街中を走行してみた補助ミラーの感想。AGUSTA F3のミラー、リーズナブルに「見える」にしたいなら、一度は補助ミラーを検討してもいい…のではないかと。
ミラーに要求する性能、
「ライディング中に後方の確認＆判断ができればいい」
くらいの方なら、間違いなく手っ取り早い後方視界確保になると思う。