キャブレター車がイイなと思うワケ

キャブレターのバイク。俗称「キャブ車」。シリンダー負圧でガソリンと空気を混合してシリンダーに送るパーツ。

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一酸化炭素CO、炭化水素HC、窒素酸化物NOxの大気排出基準値が厳しくなり、IC制御のインジェクション化が進んだ。

それはアッと言う間に主流になった。そして、1900年代後半からインジェクション車が新型車の大半を占めていった。

今、インジェクションのバイクしか製造されない。キャブは排気ガス基準値の更新で完全に適合しなくなったからだ。

しかし、製造年の排気ガス基準をクリアするキャブ車は、今の基準に満たすのは困難なので良しとされ、多くが現役で走っている。

性能的には、コンピューターでコントロールされたインジェクション車が勝っている。しかし、キャブ車にはそれを差し引いてもなお魅力がある。

電源を使用としない物理的な燃料と空気の混合、誰かに作られたデータマッピング制御とは違う、ライダーのスロットル操作に呼応してのエンジン出力。

IC制御されどんな時も安定しているのではない、自然の変化にさえ影響される性能。

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データの書き換えで答えがキチッと出せるカスタムじゃなく、個々のパーツ交換で様々な答えに迷えるカスタム性。

キャブ車は、
燃料消費はスロットル操作でコントロール。操作が粗ければ無駄が出る。
定期なメンテナンスが必要。粗ければ性能が不安定になりやすい。
細かなパーツの調整で行うカスタム。オリジナリティーが高い。

つまり、ライダーに依存する部分も多い、人間臭くて面倒なマシン。

優等生なインジェクション車には、必要性の無い“欠点”と言える部分だろう。

でも、そこに心が動く人は、きっとキャブ車を選ぶ。

コントロールされた高性能なバイクに乗るのじゃなく、ライダーがバイクをコントロールして高度に操る。

その部分がたくさん残るのがキャブ車。そして、それがイイなと思える人が大勢いる。だから、キャブ車は今も現役なのだと思う。

自分もその一人。やっぱ、キャブ車がイイなぁと。

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