シートカウル脱着作業。社外フェンダーレス装着してるウチのは、リレーボックスが上部に移設されるタイプ。タンデムバー固定ボルト脱着の際に工具が干渉する。
奥に見えるボルト、純正はM8×25㎜なんだけど、市販の若干短めのボルトに換えてある。右側のリレーステー端との隙間…このままじゃ工具入らない。
車体後方のボルトの脱着は、リレーボックスステーが取付てあるテール側の10㎜ナットを緩めてステーを下方にずらし、スパナを突っ込むスペースを確保する。
当然、ナットの先にはボルトがあるけど、テールランプ側。いちいちテールランプまで外したくない。だから、回転力で緩め、また締める。
強トルク部分のネジなら、ボルト&ナットを固定して作業しないとクルクル回って締りも緩みもしないよね?
この場合は、軽いリレーステーの固定だけだから、なんとかいけるってだけ。本来のやり方ではないよなぁ。まぁ、大目にみてネ。
確保されたスペースの中で、スパナを回してなんとかタンデムバーのボルトは外せるんだけど…。問題はカウルを装着し終わって、いざボルトを締めこむ際。
上手くボルト山が噛み合わない。スペースが少ないから、真っ直ぐに手回しできているか分からず感に頼るしかない。これがまた…なかなか決まらない。
そのうちに変な体勢で作業しているんで、腰が痛くなって一息つく。毎回の修行。イライラするぅ~。こんなしょーも無いことで時間が…って。
更に手を焼くのが、このボルト固定部分の車体側ステー。凹形状だからラチェットの頭が入らない。スパナをボルト頭に斜め掛けで何とか回せる程度。
正直、しっかりトルクが掛かってるか不安。タンデムしなきゃ大きな問題じゃないかもしれないけど…。なんかねぇ、こういうのキッチリしたい感が…。
だから、これ買いました。
超薄型だから、通常のソケットよりも厚みが薄い。ソケットレンチじゃなく14㎜ラチェットレンチに差し込むと、更に高さが低く抑えられる。
これで回しにくかったタンデムバー後方の固定ボルトが、しっかりトルクを掛けて締めこめる。作業にキッチリ感、満足~。
常用的に使うものじゃない。でも、ここぞって時には便利。持っていて損はないツールかな?値段もリーズナブルだし。
エンジン回りとか、隙間のキビシイ箇所では活躍するんじゃないかな?