OTOさんのZRX1200R、ウインカーはPOSH製のミニサイズ純正風ウインカーが付いてます。いわゆる弾丸タイプっての。コンパクトなので車体デザインを邪魔しないからいいんだって。
確かに、ウインカーってデカいよね、意外と。結構な主張してるものが多いけど、この年代以前のはもっと大きいサイズで、結構な主張してるよねぇ。確かに車体デザインをスポイルしている部分がある。
だから、小さな社外ウインカーがたくさん販売されてるし、いっぱい装着された車両を見るんだなー。
さらに、最近は電子デバイス仕様のバイクが主流で、バッテリーへの負荷も旧型バイクとは比較にならないくらい大きい。
インジェクションやドライブセレクター、トラクションコントロール、コンバインドABS、各種センサーと、あらゆるところが電子化されて電力が必要だ。
こうなってくると、決まった電力からの差し引きで、これらを確保するということになるよね。つまり、駆動系統以外の電力を低減するしかない。白羽の矢が立ったのが電灯類。消費電力がずいぶん抑えられるからLED化って流れができた。
近年の車両にはLEDウインカーが装備されてきている。いろんなところでLEDが使われ出して量産され、ひところに比べ価格がかなり安くなったことも普及の要因かもしれないなぁ。
近頃、国土交通省の運送車両保安基準の改正で、シーケンシャルLEDウインカーの仕様が認められた。シーケンシャルって「流れるLEDウインカー」のこと。外国車では既に認められているから、ようやく日本もって感じ。
これからは、ますますオシャレなデザインのウインカーが出回るはず。既に市販のシーケンシャルウインカーは、20,000円前後で1車両のセットが購入できる。標準LEDウインカーなら数千円。しばらくすればもっと安くなるんじゃないかな?
ところで1台分で数千円のLEDウインカーって、まともに使えるものなのかなぁ?現物見ないと分からない、こういうのは。デザイン的にはイイのかもしれないけど、光量とか点灯させてみないと画像やインプレだけではねぇ。なかなか分からない…。
と、いうことで、今型のバイク風にZRX1200Rを装って遊んでみつつ、スリムLEDウインカーを試し買いましたとさ、OTOさん。(画像はサイズ比較)
「何となく旧車感が出てきただろ?ZRX1200Rも。DAEGも生産中止だし、今風にアレンジしてやったら意外とイケるんちゃうか?ってさ。新鮮さが大事やんか、長く乗るには。」
変わらないのは飽きがくるって事か…。ま、何となく分かるような気もするけど?
LEDウインカー、細いです。今のPOSH製よりか全体的には小さい。そして、根元がフレキシブルな構造で90度くらい曲げられるので、衝撃緩和ができそう。まるでYAMAHAのXJRのウインカーと同じ作り。
LED数は12個で、発光は結構明るくて直視するとかなり眩しいくらいだ。これだけ光れば性能上は問題ないでしょう。え?微妙なの?
「これ、防水性能がわからん。LEDの照射部と本体の組付け、何だかボンドでチョン付けのような感じがする。外れることは無いようだけど、コーキング処理したほうがいいかもな。」
「照射部の面積がどうだぁ?保安基準を満たしてんのかぁ?基準は7㎠以上の面積ないとアカンけど、これ…無いんとちゃうか?」
「商品説明で、イベント展示用とか書いてあったしなぁ~。」ってOTOさん。
でも、保安基準外でも仕方がないとは思ってるみたい。なにせ3,000円のCHI〇A製。最初から遊びでやってんだから、多くを期待していないってさ。
ま、それだけ割り切ってればいいんじゃない。見た目は変わると思うけどね、確かに。で、いつ交換するの?
※この記事に表示された種類のLEDウインカーは、車検および車両保安基準への適合をご確認のうえ、自己責任で使用をご判断ください。